現地時間26日、
オーストラリア・
ロイヤルランドウィック競馬場で行われたオールエイジドS(2歳上・豪GI・芝1400m・8頭立て・1着賞金24万豪$)に、日本の
ハナズゴール(牝5、美浦・
加藤和宏厩舎、N.ローウィラー騎手)が出走した。
ハナズゴールはスタートで出遅れてしまい、道中は最後方での追走となったが、直線で外に持ち出して素晴らしい伸び脚を発揮。一気に突き抜けて見事海外GI制覇を果たした。
なお、2着にはウィーリー(セ4、豪・C.ウォーラー厩舎)、3着には
タイガーティーズ(牡6、豪・J.
プライド厩舎)が入った。
【日本馬プロフィール】
◆
ハナズゴール(牝5)
騎手:N.ローウィラー
厩舎:美浦・
加藤和宏父:オレハマッテルゼ母:シャンハイジェル母父:シャンハイ馬主:M.タバート
生産者:不二牧場
通算成績:22戦6勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2013年
京都牝馬S(GIII)
【
加藤和宏調教師のコメント】
ハナズゴールらしい良い脚を使ってくれたと思います。(前走の)
ドンカスターマイルのあとも元気良く、状態も良かったので、(このレースへの)参戦を決めました。別定57キロがネックでしたが、問題なかったですね。走る素質もありますが、並々ならぬ根性を持っています。
(オーナーの母国である)
オーストラリアへの遠征で勲章を持って帰ることができて嬉しいです。今回で帰ろうという話はしていたのですが、数週間後にある1350mのGIレースの招待も受けていますので、今後オーナー、スタッフ、馬の状態と相談していく予定です。