好スタートからスッと先手を奪った2番人気の
ノーブルルージュ(牝、
父ショウナンカンプ、栗東・宮本)が、直線入り口で2番手以下を引き離すと、最後は2馬身差をつけて逃げ切り勝ち。1分22秒9の勝ちタイムで初陣を飾った。2着は好位から差を詰めた4番人気の
デンコウハシャ。後方追走の1番人気
マイネルシアトルは4コーナーで外を回って追い上げたものの、直線で脚が上がり2着から5馬身差の3着に終わった。
高倉は「パドックメンコをゲート裏で取ったら、途端に音に敏感になった。スタートが速かったのはそのおかげかも」と笑顔で振り返ったが、「右にもたれて力みつつでした。ハミ掛かりなど教えていかないと」と課題も口にした。宮本師は「先週までアカンことだらけだった。いいスタートが切れたよ」と苦笑い。今後は1週間ほど鳥取県の大山ヒルズへ放牧に出し、
小倉2歳S(9月7日・小倉、芝1200m)を目指す。
提供:デイリースポーツ