6月10日、都内ホテルにて『ロンジン・ワールドベストレースホース・アワード』を受賞した
オルフェーヴルの表彰式が行われた。
同賞は昨年に新設されたもので、
オルフェーヴルは日本馬として初の受賞。同年度の1位は
オーストラリアの無敗馬
ブラックキャビアと
凱旋門賞馬
トレヴで、ともに130
ポンド。
オルフェーヴルはそれに次ぐ129
ポンドを獲得した。
ランキングを統括するIFHAのエンゲルブ
リヒト・ブレスケス氏は「真のチャンピオンである
オルフェーヴルは、もっとも栄誉あるこの賞を受賞するにふさわしい」と讃え、オーナーの吉田俊介氏は「
トレヴや
ブラックキャビアに次ぐ評価を、日本馬の
オルフェーヴルがいただけるというのは、感慨深いとともに大変うれしく思う」とこたえた。
また出席した
池江泰寿調教師は「今から3年後には
オルフェーヴルの子供たちが競走馬になってデビューする日がくる。その子どもたちを調教し、今度は世界ランキング1位をとって、またこのような賞をいただきたい」と述べ、主戦の
池添謙一騎手は「また
オルフェーヴルのような名馬に出会って、このような賞を受賞できるように、騎手としてこれからもがんばっていきたい」と受賞の喜びを語った。
オルフェーヴルは2013年の
有馬記念を8馬身差で勝って引退、現在は社台SSで種牡馬としてけい養されており、初年度は200頭以上の花嫁が集まったという。