10日、小倉競馬場で
小倉記念(3歳上・GIII・芝2000m)が行われ、先団の後ろでレースを進め、3〜4コーナーで外から前に取りついた
和田竜二騎手騎乗の3番人気
サトノノブレス(牡4、栗東・
池江泰寿厩舎)が、直線で抜け出し、中団から同じく外を選んで伸びた6番人気
マーティンボロ(牡5、栗東・
友道康夫厩舎)に1.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分59秒8(稍重)。
さらに1.3/4馬身差の3着には、逃げた2番人気
メイショウナルト(セ6、栗東・武田博厩舎)が入った。なお、1番人気
ラストインパクト(牡4、栗東・松田博資厩舎)は6着に終わった。
勝った
サトノノブレスは、
父ディープインパクト、
母クライウィズジョイ、
その父トニービンという血統。
菊花賞2着・
日経新春杯勝ちの実績馬が、これまで一線級の相手と戦ってきた実力を見せつけて、2つめの重賞タイトルを手にした。
【勝ち馬プロフィール】
◆
サトノノブレス(牡4)
騎手:
和田竜二厩舎:栗東・
池江泰寿父:ディープインパクト母:クライウィズジョイ母父:トニービン馬主:里見治
生産者:メジロ牧場
通算成績:13戦4勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2014年
日経新春杯(GII)
【勝利ジョッキー・
和田竜二騎手のコメント】
今年前半は重賞を獲れなかったので、今日が最大のチャンスだと思って乗りました。
日経新春杯から早めの競馬が合っているとわかっていましたので、小回りは対応できると思っていました。
(レースは)10Rの人気馬で負けてもう内はやめようと思っていましたので(笑)、外を狙って動けるところにつけて理想的に進められました。直線は追えば追うほど伸びるという感じで、これなら大丈夫だと思いました。これからも力をつけてGIを狙ってほしいと思います。