現地時間20日、イギリス・ヨーク競馬場で行われたインターナショナルS(3歳上・GI・芝2092m・6頭・1着賞金453,680
ポンド)は、スタートでやや遅れ最後方からの競馬となったJ.オブライエン騎手騎乗の
オーストラリア(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)が、長い直線に入って横に広がった各馬の追い比べから抜け出すと、そこからさらに後続を突き放して優勝した。勝ちタイムは2分7秒35(馬場状態Good)。
2着には仏ダービー馬
ザグレイギャッツビー(牡3、英・K.ライアン厩舎)が入り、3歳馬のワンツーフィニッシュとなった。3着はここまで連対率10割だった
テレスコープ(牡4、英・M.
スタウト厩舎)。なお、
キングジョージ6世&
クイーンエリザベスSで
テレスコープを破った無敗の3歳牝馬
タグルーダは、現地時間21日のヨークシャー
オークスに出走予定となっている。
勝った
オーストラリアは、
父Galileo、
母Ouija Board、
その父Cape Crossという血統。
母Ouija Board(ウイジャボード)はGI・7勝を挙げた名牝で、2005・6年の
ジャパンカップにも参戦(5・3着)。2011年産の本馬は今年の英・愛ダービーを連勝し、ここで古馬との初対決に臨んでいた。
【勝ち馬プロフィール】
◆
オーストラリア(牡3)
騎手:J.オブライエン
厩舎:愛・A.オブライエン
父:Galileo母:Ouija Board母父:Cape Cross通算成績:7戦5勝(重賞4勝)