来年2月いっぱいで定年を迎える大久保洋師が迎える最後の秋。花道を飾る金星を託しているのが
ショウナンラグーンだ。「
菊花賞(10月26日・京都、芝3000m)がもちろん最大目標だが、その前に1回使いたい。上手な競馬ができるか、試金石になる」と前哨戦から力が入っている。
ダービー6着後は涼しい函館で英気を養って、美浦に帰厩後も乗り込みは順調。「いくらか重いのか立派に見えるが、トモがしっかりして、たくましさが出てきた」と成長に手応えを感じる。勝てば
セントライト記念は83年
メジロハイネ以来、31年ぶり2度目。
菊花賞後についても、名伯楽は「府中の2400m(
ジャパンC=11月30日)も中山の2500m(
有馬記念=12月28日)も全部使う。オレが最後だから」と意欲を示した。
提供:デイリースポーツ