現地時間5日、フランス・ロンシャン競馬場で行われた
凱旋門賞(3歳上・牡牝・GI・芝2400m・20頭・1着賞金285万7000ユーロ)に、日本の
ジャスタウェイ(牡5、栗東・
須貝尚介厩舎、
福永祐一騎手)、
ゴールドシップ(牡5、栗東・
須貝尚介厩舎、
横山典弘騎手)、
ハープスター(牝3、栗東・松田博資厩舎、
川田将雅騎手)が出走。
レースは、
ジャスタウェイが中団グループの最後尾、
ハープスターが後方2番手、
ゴールドシップが最後方といずれも後ろから進める形に。
フォルスストレートで
ゴールドシップは外に出してスパートを開始し、
ハープスターも直線手前で外へ動き、
ジャスタウェイは内を突くが、直線に入り好位のインでレースを進めていたT.ジャルネ騎手騎乗の
トレヴ(牝4、仏・C.ヘッドマーレック厩舎)が先頭に立って後続との差を広げていく。結果、そのまま抜け出した
トレヴが36年ぶりの
凱旋門賞連覇を達成することとなった。勝ちタイムは2分26秒05。
2馬身差の2着には
フリントシャー(牡4、仏・A.
ファーブル厩舎)、さらに1.1/4馬身差の3着には
タグルーダ(牝3、英・J.ゴスデン厩舎)が入った。
日本勢は
ハープスターが外からかなりの伸び脚を見せるも6着、
ジャスタウェイが8着、
ゴールドシップが14着という結果となった。
全着順は以下の通り。
1着
トレヴ(牝4、仏・C.ヘッドマーレック厩舎)
2着
フリントシャー(牡4、仏・A.
ファーブル厩舎)
3着
タグルーダ(牝3、英・J.ゴスデン厩舎)
4着キングトンヒル(牡3、英・R.ヴェリアン厩舎)
5着
ドルニヤ(牝3、仏・A.ドゥロワイエデュプレ厩舎)
6着
ハープスター(牝3、栗東・松田博資厩舎)
7着
プランスジブラルタル(牡3、仏・JC.ルジェ厩舎)
8着
ジャスタウェイ(牡5、栗東・
須貝尚介厩舎)
9着
ルーラーオブザワールド(牡4、愛・A.オブライエン厩舎)
10着
アルカジーム(牡6、英・R.チャールトン厩舎)
11着
アヴニールセルタン(牝3、仏・JC.ルジェ厩舎)
12着
シルジャンズサガ(牝4、仏・J.ゴーヴァン厩舎)
13着
タペストリー(牝3、愛・A.オブライエン厩舎)
14着
ゴールドシップ(牡5、栗東・
須貝尚介厩舎)
15着
チキータ(牝4、愛・A.オブライエン厩舎)
16着
スピリットジム(牡4、仏・P.バリー厩舎)
17着
エクト(牡3、仏・E.
ルルーシュ厩舎)
18着
アイヴァンホウ(牡4、独・J.カルヴァーリョ厩舎)
19着
フリーポートラックス(牡3、仏・F.ヘッド厩舎)
20着
モンヴィロン(牡3、仏・E.
ルルーシュ厩舎)
【日本馬プロフィール】
◆
ジャスタウェイ(牡5)
騎手:
福永祐一厩舎:栗東・
須貝尚介父:ハーツクライ母:シビル母父:Wild Again馬主:大和屋暁
生産者:社台コーポレーション白老
ファーム
通算成績:20戦6勝(重賞5勝)
主な勝ち鞍:2013年
天皇賞・秋(GI)
◆
ゴールドシップ(牡5)
騎手:
横山典弘厩舎:栗東・
須貝尚介父:ステイゴールド母:ポイントフラッグ母父:メジロマックイーン馬主:合同会社小林英一ホールディングス
生産者:出口牧場
通算成績:21戦11勝(重賞9勝)
主な勝ち鞍:2012年
有馬記念(GI)
◆
ハープスター(牝3)
騎手:
川田将雅厩舎:栗東・松田博資
父:ディープインパクト母:ヒストリックスター母父:ファルブラヴ馬主:キャロット
ファーム
生産者:ノーザン
ファーム
通算成績:8戦5勝(重賞4勝)
主な勝ち鞍:2014年
桜花賞(GI)