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将来の短距離界を担う素材が集結/京王杯2歳Sの見どころ

  • 2014年11月03日(月) 17時00分
 今年で50回目を迎える京王杯2歳S。ここには函館2歳Sを逃げ切ったアクティブミノルや、連勝中のサフィロス、同条件のくるみ賞を制したニシノラッシュなどがエントリーしてきた。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。

■11/8(土) 京王杯2歳S(2歳・GII・東京芝1400m)

 アクティブミノル(牡2、栗東・北出成人厩舎)は新馬戦を5馬身差で圧勝したあと連闘で挑んだ函館2歳Sを逃げ切って、この世代初の重賞ウイナーとなった。距離延長、左回りなど越えなければならないハードルは多いが、実績トップの存在としてここでも上位争いが期待される。

 サフィロス(牡2、美浦・手塚貴久厩舎)は新馬戦こそ2着に終わったものの、続く未勝利戦とカンナSを連勝。特に前走のカンナSでの勝利はスタートで遅れた上に直線でも外の馬に寄られる不利を受けながらのもので、その価値は高い。今年から産駒がデビューしている父キンシャサノキセキに初の重賞タイトルをもたらすことができるか。

 ニシノラッシュ(牡2、美浦・田村康仁厩舎)は新馬戦を快勝したあと挑んだ新潟2歳Sで3着と健闘し、今回と同条件のくるみ賞で2勝目を手にした。ハナ差での勝利だったが時計はなかなか優秀で、コース経験を積めたことも大きい。ここでも上位争いは十分に可能だろう。

 その他、レコード決着のいちょうSで4着のオープンザウェイ(牡2、美浦・田村康仁厩舎)、もみじS2着のワキノヒビキ(牡2、栗東・清水久詞厩舎)、新馬戦を快勝したゴールドペガサス(牡2、美浦・佐藤吉勝厩舎)なども上位進出を窺う。発走は15時35分。

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