「2歳新馬」(東京5R・芝1600m)
外国産馬が5頭出走し、人気も集めた一戦。1番人気の米国産馬
ダッシングブレイズ(牡、父キトゥンズジョイ、栗東・吉村)が後続に3馬身半差をつける快勝劇で初陣を飾った。道中は前に壁をつくって好位の3、4番手を追走。余力十分の手応えから
ゴーサインを送ると、重心の低いフォームで馬場の真ん中を矢のように伸びて突き抜けた。勝ちタイムは1分36秒3。2着も米国産馬の2番人気
ゴールデンバローズ。マイペースで逃げたが、勝ち馬の決め手に屈した形。さらに首差の3着には中団から差を詰めた4番人気の
ブレイクザポケットが入った。
「乗りやすい馬。ムチも入れていない」とブドー。美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長が“イエスタカス”など3通りの馬名を用意しながら、願いがかなわず「頭にきた」とツイッターにつづり話題になった一頭。鮮やかな勝ちっぷりに、鞍上は「80%くらいしか力を出していない。楽しみ」と将来性を買っていた。
提供:デイリースポーツ