12日、中山競馬場で
フェアリーS(3歳・牝・GIII・芝1600m)が行われ、先手を取った
黛弘人騎手騎乗の11番人気
ノットフォーマル(牝3、美浦・中野栄治厩舎)が、そのまま先頭を譲らずゴールまで駆け抜け、スタートで遅れるも道中外からポジションを上げ直線でも伸びた8番人気
ローデッド(牝3、栗東・
荒川義之厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分35秒2(良)。
さらに3/4馬身差の3着は、3番人気
テンダリーヴォイス(牝3、美浦・
萩原清厩舎)と2番人気
コートシャルマン(牝3、栗東・
松永幹夫厩舎)の際どい争いとなったが、
テンダリーヴォイスに軍配が上がった。
コートシャルマンはハナ差の4着。なお、1番人気
カービングパス(牝3、美浦・
藤沢和雄厩舎)は8着に終わった。
勝った
ノットフォーマルは、父
ヴァーミリアン、
母リミッターブレイク、
その父マンハッタンカフェという血統。昨年7月のデビューから8戦目での重賞初制覇で、父
ヴァーミリアンにとっても産駒初の重賞V。また、鞍上の
黛弘人騎手もこれが初めての重賞勝利となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ノットフォーマル(牝3)
騎手:
黛弘人厩舎:美浦・中野栄治
父:
ヴァーミリアン母:リミッターブレイク母父:マンハッタンカフェ馬主:芳賀克也
生産者:千代田牧場
通算成績:8戦2勝(重賞1勝)