中山11Rの第31回
フェアリーステークス(GIII、3歳牝馬、芝1600m)は11番人気
ノットフォーマル(
黛弘人騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分35秒2(良)。3/4馬身差2着に8番人気
ローデッド、さらに3/4馬身差で3着に3番人気
テンダリーヴォイスが入った。
ノットフォーマルは美浦・中野栄治厩舎の3歳牝馬で、父
ヴァーミリアン、
母リミッターブレイク(母の
父マンハッタンカフェ)。通算成績は8戦2勝となった。
〜レース後のコメント〜
1着
ノットフォーマル(黛騎手)
「2番手か前めでと考えていましたが、行く馬がいないのでハナへ行きました。道中は落ち着いていましたし、最後もとてもしぶとく、持ち味を発揮してくれました。レースが終わってからも疲れた感じもなく、いい雰囲気でした。今後が楽しみです」
(中野栄治調教師)
「パドックの時から落ち着いていて度胸があります。芯の強い馬で、実にしぶといです。距離が延びてもいいと思います。これで堂々と
桜花賞へ行けますね。使い減りしませんし、輸送も問題ありませんから、
トライアルも含めて次走を考えたいと思います」
2着
ローデッド(戸崎騎手)
「しぶとい馬です。ゲートの中で若さを見せていました。スタミナのある、長くいい脚を使ってくれます。ペースが遅かったので前に行きましたが、外を回った分、相手が楽でした」
3着
テンダリーヴォイス(北村宏騎手)
「スタートはうまく決まりました。もう少しペースが流れてくれれば良かったです。馬はリズム良く走っていて、終いも狭いところを進路が取れました。よく反応してくれたと思います。前が楽だったでしょうか、捉え切るまでにはいきませんでした」
4着
コートシャルマン(C・デムーロ騎手)
「内めの好位でうまいこと競馬が出来ました。仕掛けてから馬場が硬いのを気にしていました。硬い馬場は得意ではないと思います」
5着
メイショウメイゲツ(蛯名騎手)
「前が詰まりました。前にいた馬の動きが悪く、外に切り返すタイミングがありませんでした。広いところに出られませんでした。スムースだったら違ったと思います」
6着
アドマイヤピンク(丸山騎手)
「流れが遅く、ペースが向きませんでした。馬は良かったです」
7着
トーセンラーク(吉田隼騎手)
「枠に泣かされました。ゲートを出たのでスッと内に入れたかったのですが、入れませんでした。それでも内から4頭目を通れたので、この枠にしてはベストの展開だったと思います」
8着
カービングパス(柴山騎手)
「道中は良かったです。しかし、4コーナーで出るところがありませんでした。申し訳ありません」
9着
エヴァンジル(田辺騎手)
「距離が忙しいです。外を回していましたし、力的にも少し足りませんでした」
10着
ギンザヴィクトリア(勝浦騎手)
「4コーナーまで手応えがすごくいいと思いましたが、伸びませんでした」
11着
ハナズプルメリア(三浦騎手)
「いいところでジッとしていました。前が開ければ良かったです。ヨーイドンの競馬にもなってしまいました。ペースが流れればもっと脚を使ってくれたと思います。まだ良くなりそうです」
12着
オーミアリス(北村友騎手)
「楽に自分のポジションを取ることが出来ました。リズム良く走れましたが、追ってからが甘かったです。敗因はつかめません。落ち着いているので距離はこなせると思います」
13着
ナイアガラモンロー(大野騎手)
「楽なペースで行けたのですが、踏ん張れませんでした」
14着
マラケシュ(ブノワ騎手)
「すごく動きのいい馬です。しかし、舌で遊んでいて仕方がありませんでした。舌を縛って、呼吸が楽になればもっとやれると思います」
ラジオNIKKEI