重賞2着の実績がある
マイネルシュバリエが巻き返しを狙う。昨夏の福島で新馬戦を快勝し、続く
札幌2歳Sでは2着に奮闘。のちの阪神JF2着馬
レッツゴードンキ、
朝日杯FS2着馬
アルマワイオリに先着したように能力は折り紙付きだ。デビュー戦からコンビを組む柴田大は「能力的に、もっと上を目指せる器」と力を込める。
前2走がともに12着と惨敗。前走の
ホープフルSについて鞍上は「ゲート入りの直前にメンコを外したら、気が入り過ぎて一気に行ってしまった」と悔しそうに振り返る。
火曜朝は美浦の角馬場で体をほぐした後に南Aを1周半。さらに坂路を1本駆け上がり、水曜の追い切りに備えた。
田中助手は「前走後は大知さん(柴田大)と調教メニューを相談しながら、落ち着かせるようにしています。今はとてもいい雰囲気ですね」と順調な調整ぶりに目を細める。
今回はレースでメンコを装着。またハミも折り合いをつけやすいものに変える。「
リラックスして走ればチャンスはある」と仕上げ人は語気を強めた。
バルビエールはデビュー2戦目で初勝利。いきなりの重賞挑戦となるが、武井師は「重厚感が出てきた。前走の勝ちっぷりが良く、ここでも」と期待を寄せる。短期放牧から帰厩時は520キロ程あったが「1週前に併せ馬でしっかりと追って、徐々に絞れてきた。直前も長めから追うので心配はない」と説明した。
提供:デイリースポーツ