先月の独G1ディアナ賞(独オークス)を快勝し、現在デビューから4連勝中のドイツ調教馬Salominaの所有権をノーザンファームの吉田勝己社長が購入し、今後は同社長の所有馬として走ることになり16日の仏G1ヴェルメイユ賞へ出走する。
Salominaは今年の5月にデビューして、デビュー戦と続く2戦目も連勝すると初重賞挑戦となった7月の独G3ハンブルガー牝馬賞を短アタマ差の接戦で勝利して初重賞制覇。このレースで目をつけたオーストラリア人馬主が所有権を買収していずれは豪州への移籍も視野に入れつつ、まずは凱旋門賞を目指し独G1ディアナ賞へ出走して見事に勝利を収めていた。
そして今度はノーザンファームの吉田勝己社長からのオファーがあり、当初手放すことは考えていなかったが想定をはるかに上回る好条件オファーに応じることとなり売却となった。
昨年の凱旋門賞馬Danedreamのピーター・シールゲン厩舎、父も同じLomitasでDanedreamは母父Danehillに対してSalominaはDanehillの直仔Tiger Hillと血統面でも似た部分もあり、Danedreamも昨年のこの時期に吉田勝己社長の兄・社台ファームの吉田照哉社長が共同馬主に入り更に成績を伸ばしているだけに注目される。
尚、16日のヴェルメイユ賞には吉田照哉社長が所有するPirikaも登録を済ませており兄弟所有馬の対戦となる予定。
◆Salomina (GER) 3歳 牝馬 独:ピーター・シールゲン厩舎
父Lomitas
母Saldentigerin(Tiger Hill)
■レース映像(You Tube)
・独G1ディアナ賞 http://youtu.be/OZDvFLdhevk
・独G3ハンブルガー牝馬賞 http://youtu.be/LDmGGhSBR08
・一般戦 http://youtu.be/Ap2XdsH6Sn4
・デビュー戦 http://youtu.be/NYKNmITEP1k
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