繁殖牝馬として、2011年のクラシック3冠馬
オルフェーヴルや、2009年の春秋
グランプリを制覇した
ドリームジャーニーを輩出した
オリエンタルアートが7日、繋養先の北海道白老町の社台コーポレーション白老
ファームで死亡した。4日に
父ステイゴールドの牝馬を出産した後に、子宮穿孔による腹膜炎を発症したことが死因。18歳だった。
同馬は、
父メジロマックイーン、
母エレクトロアート、
その父ノーザンテーストという血統。競走馬としては23戦3勝という成績だったが、繁殖入りしての初仔となる
ドリームジャーニーが2006年の
朝日杯FSでGI制覇。
ドリームジャーニーはその後09年の
宝塚記念・
有馬記念を制し、さらに5番仔
オルフェーヴルが11年のクラシック3冠をはじめGI・6勝を挙げた。その他にも、現3歳の
アッシュゴールドなど、これまでにデビューしている産駒8頭のうち7頭が
中央競馬で勝ち星を挙げている。
ドリームジャーニー・
オルフェーヴル兄弟の活躍後は、両馬の父である
ステイゴールドとの交配が続けられ、現1歳・2歳の仔(共に牝馬)も
父ステイゴールドとなっている。