日本の競走馬が出走する海外のレースの馬券を国内で発売できるようにする改正競馬法が、24日の衆議院本会議で可決・成立した。

　この法改正により、JRAや地方競馬の主催者は、農林水産相が指定したレースの馬券を現地の主催者に代わって発売することができるようになった。フランスの凱旋門賞など、年20レース程度が対象となる見込みで、早ければ平成28年度から実施される。

　海外との時差の関係で、発売はインターネットが中心となる方向で、オッズや発売する馬券式別は国内で独自に設定される。