3日、京都競馬場で行われた
天皇賞・春で12着となった
ウインバリアシオン(牡7、栗東・松永昌博厩舎)は、入線後に鞍上の
福永祐一騎手が下馬。検査の結果、左前脚の浅屈腱不全断裂で競走能力喪失と診断された。
同馬は2010年に競走馬としてデビュー。11年の
日本ダービー、
菊花賞で3冠馬
オルフェーヴルの2着に入り、屈腱炎による長期休養から復帰後も、
オルフェーヴルの引退レースとなった13年の
有馬記念、翌14年の
天皇賞・春で2着に入った。14年の
宝塚記念のあとに再び屈腱炎を発症するも、これを乗り越え、今回3度目の
天皇賞・春挑戦でGI初制覇を狙っていた。重賞は11年
青葉賞、14年
日経賞の2勝。
【プロフィール】
◆
ウインバリアシオン(牡7)
厩舎:栗東・松永昌博
父:ハーツクライ母:スーパーバレリーナ母父:Storm Bird馬主:ウイン
生産者:ノーザン
ファーム
通算成績:23戦4勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2014年
日経賞(GII)