第82回
日本ダービー(GI・芝2400m)に出走する
ミュゼスルタン(牡3)を管理する大江原哲調教師の共同記者会見が、最終追い切り後に行われた。
(最終追い切りについて)
「瞬発力を持っているのはわかっていますので、あとはどれだけゆっくり走れるか、最後はどれだけ伸びるかという2400mに合わせた調教でした。直線は迫力満点で納得いく調教でしたし、満足いく内容に、ジョッキー(
柴田善臣)がしてくれました」
(前走の
NHKマイルC・GI・3着について)
「惜しかったですけどね、まあ仕方ないですね。ここは良い方にとらえて、次につながる競馬をしてくれたのではないかと思います。毎回ビシッと伸びて来てくれますので、ダービーも本当にワクワクします」
(
NHKマイルCからの調整過程について)
「
スプリングS(GII・7着)は半年振りの実戦でしたので、レース後はガクッと来たんですよ。でもNHKマイルまでは時間がたっぷりありましたし、ゆっくり調整ができました。今回はNHKマイルから中2週ですけど、疲れはほぼないです」
(GIを使って、中2週でまたGIというローテーションについては?)
「そうですね、きついですよね、スミマセン(笑)」
(2400mの距離については?)
「1800mまでしか走っていないですけど、大丈夫でしょう。位置取りかなと思います。距離が持つかもたないかは、馬の持っているものがどのように出るかだと思います」
(位置取りについては?)
「内緒です(笑)」
(折り合い面は?)
「絶対大丈夫です。また絶対と言っちゃいましたね(笑)。大丈夫だと思います」
(意気込みを)
「ダービーを夢見てこの世界に入って47年。また夢を見ます。皆さん、応援のほどよろしくお願い致します」
(取材・写真:佐々木祥恵)