「2歳新馬」(東京5R・芝1400m)
東の2歳開幕戦を制したのは“ラフィアン”の勝負服。6番人気の
ペルソナリテ(牝、
父ステイゴールド、美浦・相沢)が決め手を発揮して勝ち名乗りを上げた。道中は後方の位置取り。直線ではインをさばいて鋭く伸びると、新種牡馬
ワークフォース産駒で2番人気の
ダイワダッチェスとの内外離れた接戦を鼻差でものにした。勝ちタイムは1分23秒9。さらに首差の3着に中団から伸びた4番人気の
アドマイヤモラール。1番人気の
ラガマフィンは後方のまま15着に終わった。
「スタートで寄られて後ろからになったが、ロスなく行けた」と丹内。馬体重はジャスト400キロと小柄だが「小さいのに底力がある。追ってギューンと来た」と、4角13番手からの差し切り勝ちに手応えをつかむ。相沢師は「こういう馬場も良かったかもしれない」と前夜の雨で渋った馬場も勝因に挙げた。
次走については「全然。北海道か新潟かも分からない。とりあえず一度放牧に出すことになる。もう少し(体が)大きくなってほしい」と、ひと息入れて成長を促す方針だ。
提供:デイリースポーツ