馬の剥離骨折は場所や規模により馬に症状が出にくいので、時間差となって今の発見に至ったと思われます。気付かず自然回復していたという例もあるくらいですから。剥離骨折は時間差が多いです。ドゥラメンテの場合、両脚ということで先天的にここが剥離しやすい体質でしょうね。そして両方もしくは片方は確実に過去の調教やレース中の可能性が高い。一気にというよりは疲労蓄積などから徐々に。あと若駒に発生しやすいので、ドゥラメンテが成長途上という堀さんのコメントは的を得ていたと思います。 高速馬場は関係無いです。今の高速馬場は固いというより、技術進歩により芝が傷みづらく馬が走りやすいように改良された結果です。良い馬場条件は色々ありますが、一番として根の張りが良ければそんなに固くなくても速い時計が出ます。高速馬場と故障の比率が関係していないことはデータで解明されています。あと一例として、日本の馬場に問題があればラクティなんかは豪どころかとっくに日本で予後不良になっていますね。そういうことです。海外から来た強豪馬は日本で予後不良になっていますか?それより欧州の凸凹馬場やアスコットの起伏の方が何倍も馬への負担は大きいでしょうね。