競輪
阪神ジュベナイルフィリーズ
- 2001年12月03日(月) 13時29分
過去、1分34秒6で勝ったのが96年メジロドーベルと、昨2000年のテイエムオーシャン。それに94年のヤマニンパラダイス(この日はエリカ賞を制したヤマニンセラフィムの母)の1分34秒7が続き、今年の1分35秒1は史上4番目の好時計だった。
たまたま、1000m通過59秒4のスローだっただけに、実際には1分34秒台の価値を与えてもいいだろう。とすると、勝ったタムロチェリー以下、7着のカネトシディザイヤまでたった0.3秒差。2歳牝馬のレベルは高く、来季の3歳クラシックが極めて楽しみになった。
父にセクレト(英ダービー馬)を持つタムロチェリー、5着だった関東のマイネヴィータ(父ナリタブライアン)あたりは、必ずしもマイラーではなく、オークスあたりまでトップとして活躍できるだろう。
2着アローキャリー、3着オースミコスモ、4着キタサンヒボタンなどは、1600mの桜花賞にマトを絞ることになる。なお、フジキセキの産駒はこれでG1が[0-2-1-12]となり、その父サンデーサイレンスに比べると、ここ一番でやや詰めが甘いのかもしれない。
スケール��1とみえたツルマルグラマーは前半からスムーズではなく、口ムキの悪さが出ての凡走だが、まだ脱落したわけではない。
この2歳牝馬路線、外国産馬はなく、みんなクラシックを展望できる。ツブぞろいだけに面白くなるだろう。
たまたま、1000m通過59秒4のスローだっただけに、実際には1分34秒台の価値を与えてもいいだろう。とすると、勝ったタムロチェリー以下、7着のカネトシディザイヤまでたった0.3秒差。2歳牝馬のレベルは高く、来季の3歳クラシックが極めて楽しみになった。
父にセクレト(英ダービー馬)を持つタムロチェリー、5着だった関東のマイネヴィータ(父ナリタブライアン)あたりは、必ずしもマイラーではなく、オークスあたりまでトップとして活躍できるだろう。
2着アローキャリー、3着オースミコスモ、4着キタサンヒボタンなどは、1600mの桜花賞にマトを絞ることになる。なお、フジキセキの産駒はこれでG1が[0-2-1-12]となり、その父サンデーサイレンスに比べると、ここ一番でやや詰めが甘いのかもしれない。
スケール��1とみえたツルマルグラマーは前半からスムーズではなく、口ムキの悪さが出ての凡走だが、まだ脱落したわけではない。
この2歳牝馬路線、外国産馬はなく、みんなクラシックを展望できる。ツブぞろいだけに面白くなるだろう。
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
