2011年、ブレイクした騎手といえば、そう、川須栄彦騎手。デビュー2年目にして91勝を挙げ、全国6位、関西4位。一気に若手No.1の座に躍り出ました。『あいうえおトーク！』第4回目は、「休みの日の過ごし方」から「ンなアホな！ な出来事」まで全11問。「ルーズな自分」を反省しつつ、今年の目標を熱く語ってくれました！

や
休みの日は、どんなことをして過ごすことが多いですか？

川須　日によってバラバラですけど、部屋でゆっくりしていることが多いですね。小倉で競馬に乗っているときは、実家に帰ったりしてましたけどね。

ゆ
夢はなんですか？

川須　一番になることです。GIを勝ちたいです！

よ
4勝を挙げているアイファーソングってどんな馬？

川須　毎回、一生懸命走ってくれる馬です。だからっていうわけじゃないですけど、やっぱりかわいいですね。

──馬との相性って感じますか？

川須　感じます、感じます。人によって、乗り方も違いますし、馬も大きさやクビの長さなど、1頭1頭違いますからね。パッと乗ったときに、手が合うっていうか、相性がいいなって感じることがありますね。アイファーソングは、相性がいいなぁって自分でも思います。

ら
ライバルといって真っ先に浮かぶのは誰ですか？

川須　とにかく一番になりたいっていう気持ちは強いんですけど、誰々に負けたくないとか、そういうのはないんですよね。一番を目指すということは、全員がライバルということになりますね。

り
リーディングジョッキー、ずばり狙ってますか？

川須　今年や来年という意味では、まだそんな段階ではないので…。ただ、もちろん将来的には目指したいと思ってます。今はまだ、全然考えていません。

──昨年くらい成績が挙がると、少しは意識するのでは？

川須　去年の成績は、結果的に、ですからね。ある程度、自分の地位やスタイルが確立されれば、またそういう目標ができるんでしょうけど。まだGIにも乗ったことがないですから。

る
ルーズだなぁと自分で思うところはありますか？

川須　基本、ルーズですねぇ…(苦笑)。いつも時間ギリギリ(笑)。なんでもギリギリにならないと動きませんね。テスト勉強とかもそうです。計画的に勉強を進めるっていうことができないんですよねぇ。この前も、高倉と一緒に仮免の筆記試験を受けに行ったんですけど、見事にふたりとも落ちました(笑)。受験番号が2番と3番だったんですけど、合否が発表される電光掲示板を見たら、見事に1番、4番、5番…って並んでました(笑)。

──勉強していきましたか？

川須　いえ…(笑)。寸前にちょっとやったくらいで。とにかく、計画的に何かを進めることが苦手です。自分でもだらしないなぁと思うんですけど。

れ
連勝が多いように思いますが、ご自分では自覚されてますか？

川須　あんまり意識してないですね。自分では、調子の波が少ないほうだと思っているので。

ろ
ローカルの小回りコースにおける、勝負のカギは？

川須　スタートしてからの位置取りじゃないですかね。結構時計が速いですから、後ろからはなかなか届かない。あと、馬場をいかに読めるかだと思います。

わ
若手No.1となった川須騎手ですが、今年の目標を教えてください。

川須　今年の目標は重賞を勝つことだったんですけど、おかげさまで無事にクリアできました。でも、もっと勝ちたいですし、今、たくさんチャンスをいただけているので、結果を出しつつ、でも結果ばかりを追い求めずに、これまで以上に中身を濃くしていきたいと思ってます。技術をもっともっと磨きたいです。

──そういった欲求は、ここにきて芽生えてきたものですか？

川須　そうですね。制裁もけっこう多いので…。つねに気持ちよく勝てるようになりたいですね。

を
ヲタクな趣味はありますか？

川須　まったくないです。趣味自体、ないんですよね。強いて挙げれば、カラオケくらいですかねぇ。

ん
ンなアホな！　という出来事をひとつ教えてください。

川須　ん〜、なんだろ？　いっぱいあるはずなんですけどねぇ。ごめんなさい！　ちょっと思い浮かびません…(苦笑)。