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高倉稜騎手の「あいうえおトーク!」第2回

  • 2012年04月11日(水) 18時00分
デビュー初年度には37勝を挙げ、JRA賞最多勝利新人騎手を受賞。さらに、初年度、2年目と連続してフェアプレー賞を受賞するという、若手らしからぬ偉業を達成した高倉稜騎手。『あいうえおトーク!』第2回目は、「崎山先生」から「抜き打ち検査」まで全13問。高倉騎手の意外な一面が明らかに!?


崎山先生ってどんな先生ですか?

高倉 パッと見はちょっと怖い感じなんですけど(笑)、本当に優しい先生です。怒鳴られたことはもちろん、怒られたこともあまりないです。もともと、怒るタイプの方じゃないんだと思いますよ。


ジョッキーという仕事に対して、一番のこだわりはなんですか?

高倉 絶対に負けたくないという気持ちを、毎レース毎レース、持ち続けることですね。

好きなコースは小倉芝1800m

好きなコースは小倉芝1800m


好きな競馬場、コースはどこですか?

高倉 小倉かなぁ、やっぱり。地元に近いですし、1年目にけっこう勝たせてもらいましたから。小倉のコースでいうと、芝1800mとか。ダートより芝のほうが、乗っていて気持ちがいいです。


積極的な女性が好きですか? それとも控えめな女性が好きですか?

高倉 ん〜、普通でお願いします(笑)。偏ってない人がいいです。


尊敬する人は誰ですか?

高倉 (崎山)先生ですね。弟子とはいえ、普通はそれほど乗せてもらえないと思うんですけど、デビューしてからずっと僕を乗せてくださって。その陰では、きっと馬主さんを説得したり、いろいろとご苦労があると思うんです。僕が言うのもなんですけど、男気のある方だなぁと思って、本当に尊敬しています。


“高倉稜”とは、どんなタイプのジョッキーだと思いますか?

高倉 アッサリ派のジョッキーじゃないですか(笑)。

──どんなところがアッサリ?

高倉 性格…ですかね。なんて言えばいいのかな、性格的に、競馬自体もアッサリしてると思うんです。たとえば、ハナに行くつもりが出遅れてしまったとしても、無理してガシガシ行ったりはしないです。がっつり系ではなく、馬に合わせる系です。


調教師の先生に、よく注意されることはありますか?

高倉 うちの先生には「もっと追え」ってよく言われます。もちろん、一生懸命追ってるんですけどね。先生は、地方ジョッキーのような、馬を動かすタイプのジョッキーが好きなので。


つらかった出来事をひとつ教えてください。

高倉 競馬中に、乗っている馬が故障してしまうのがつらいです。最近も、自厩舎のクレバートウショウがレース中に故障して、死んでしまって…。ホント、つらいです。次のレースまで引きずっていいものか、そこはさっぱりと切り替えるべきなのか。僕にはまだ難しいです。ジョッキーでいる限り、避けては通れない道なのはわかってるんですけど。


デートをしたい芸能人は誰ですか?

高倉 YUIです。ドライブに行きたい!

──助手席で歌ってくれちゃったり?

高倉 いいっすねぇ〜!


トーセンアドミラルってどんな馬ですか?

高倉 加藤先生には、500万のときから小倉で乗せていただいてるんですけど、乗り味がすっごく良くて、レースでも乗りやすい馬です。お母さん(サンデーピクニック)がフランスの重賞勝ち馬だけあって、良血らしい品がありますね。マーチSも乗せていただくんですけど、本当に楽しみな1頭です(マーチSは僅差の4着!)。500万を勝ったときから、「この馬はオープンまで行くだろうな」って思っていた馬なので。

GIに毎週乗れるジョッキーに

GIに毎週乗れるジョッキーに


なんでも夢が叶うとしたら、今、何を願いますか?

高倉 GIに毎週乗れるようなジョッキーになりたいです。


逃げ・先行・差し・追い込み、一番好きなのは?

高倉 好きというか、最近は差す競馬が増えてきたような気がします。前は逃げてばかりだったんですけどね。まだ減量は1キロあるんですけど、3キロのときとは、やっぱり変わってきますね。減量が取れてからの乗り方を考えているからか、自然とそういうかたちになってきているのかもしれません。


抜き打ち検査をされて困る物、今、部屋にありますか?

高倉 “あるか、ないか”でいいですか? ん〜、あるといえばあるかな(笑)。(第3回に続く)

元祖「キシュトーーク」のレギュラー陣、国分恭介、国分優作、松山弘平、川須栄彦、高倉稜を中心に、栗東・美浦・地方からも幅広く、これからの競馬界を担うU25の若手ジョッキーたちが登場します!

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