私儀、このたび“スマホデビュー”いたしました。

　先月28日のテレビ東京＆BSジャパン「ウイニング競馬」をご覧になって気がつかれた方もいらっしゃるでしょう。3時台のオープニングでキャプテン渡辺さんが登場するとき、後ろの壁に「矢野アナ、スマホデビュー」という張り紙がありましたから。

　これまで使っていた携帯電話から機種変更したのが先月20日。なので、それからまだわずか3週間。ハッキリ言って“超ビギナー”です。

　何と言ってもやっかいなのが、画面に表示されるキーボードをタッチする文字入力。ひらがなの「さ行」やローマ字の「DEF」、数字の「3」を入力しようとすると、その右隣の「×」に触れてしまい、それまで苦労して打ち込んだ文字を消去してしまうことがしばしば。フリック入力にはどうにも馴染めませんし、スムーズに入力できるようになるにはもう少し時間がかかりそうです（これがどういうことかわからない方は、スマホを持っている方に聞いてみてください。ちなみに、テレビ東京の矢内アナは、フリック入力の名人です！）。

でも、やっぱりスマホは便利ですね。競馬や野球などのデータを調べたいと思ったときにすぐに検索できますし、ホテルや飛行機、列車の予約もスイスイ。ゲームや写真関連の機能はあまり使う機会がなく、フル活用にはほど遠い状態ですが、私の仕事や生活には大いに役立っています。これで文字入力に慣れれば、もっとスマートに使いこなせるはずなんですけど。

　そうそう、もちろん「競馬総合チャンネル」のアプリもダウンロードしましたよ。ほかでは、世界中のいろいろなラジオ放送が聴けるアプリも導入。おかげで、最近、柄にもなく（？）音楽を聴くようになりました。

　さらに、これを使ってオーストラリアの「Racing Radio」、「RSN927」を聴くこともあります。どちらも、オーストラリア全土の競馬、繋駕競馬、ドッグレースをナマ放送しているラジオ局。わずか数分おきに、各地の開催場から次々と実況が送られてきます。その忙しさは日本の競馬中継とは比べものになりません。当然ながら英語放送なので、語学力のない私がすべてを理解するのは不可能。それでも、競馬情報サイトにアップされた出馬表を見ながら聴いていると、どの馬が逃げて、何が追い込んできて、何が勝ったかくらいはソコソコわかります。

　これらの放送はパソコンでも聴けるのですが、スマホなら携帯電話の電波さえ届いていればどこでも聴けるところがいかにも“ラジオ的”。これからはスマホでコックスプレートやメルボルンカップなどの実況を聴いてみようかな、と思っています。

　世の中“動画の時代”ですが、ラジオも味があっていいものですよ。