今月の『キシュトーーク！』の主役は、国分優作騎手と恭介騎手。松山騎手、川須騎手、高倉騎手の3人から、事前におふたりへの質問を募集し、そのすべてに本音で答えていただきました。質問に答えるなかで展開される、双子ならではの息の合った『ツインズトーク』もお楽しみください！

◆松山騎手、川須騎手、高倉騎手が、国分ツインズを質問攻めに!?

Q1.高倉騎手→国分兄弟
■おふたりとも同じ体格をしていますが、お互いに『ココは負けない！』と思う騎乗技術は？

恭介　ゲート(スタート)ですね。ゲートは優作には負けない！

優作　僕は道中の姿勢ですかね。

恭介　ああ、姿勢は違うよね。優作は姿勢が低いし、ブレない。

優作　低いほうが目立つかな、と思って(笑)。

──ちなみに、運動神経も同じレベルですか？

恭介　いえ、運動神経は優作のほうがいいと思います。子供のころは、優作のほうが体格が大きかったので、僕はたいがい負けてましたから。登り棒なら負けないけど(笑)。

優作　え〜、競馬学校のころ、綱登りは俺に負けてたじゃん。

恭介　違う！　最後のころは、俺のほうが速かったんだよ！

Q2.高倉騎手→国分兄弟
■ 生まれ変わったら、また優作さん、恭介さんと双子がいいですか？　それとも他人として生まれたいですか？

優作　どうだろ…。

恭介　ん〜、生まれ変わったら…、片割れが優作じゃないなら、別にひとりのほうがいいけど。

優作　僕も同じ。相手が恭介じゃないなら、双子じゃなくていい。

──すごい絆ですね。

優作　兄や姉、妹や弟とは全然感覚が違うんですよね。恭介に対しては、気を遣うことがまるでない。

恭介　普通の兄弟より、はるかに気を遣わないでいられるよね。

優作　そうそう。思い付いたことは何でも言う(笑)。

恭介　ニュアンスだけで、大抵のことは感じ取れるし、感じ取ってもらえる。何でも相談できるし。

優作　感じることや感じ方も、基本的に似てるからね。全部言葉にして伝えなくても、だいたいが伝わる。

──お二人を見ていると、お互いを思いやっているのがすごく伝わってきます。

恭介　まぁ、兄弟ですからね(笑)。

優作　でも、お互いに本当に気を遣わないから、ふたりの会話って、ぶっきらぼうにボソボソ話す感じなんですよ。周りから見ると、ケンカしてるように見えるらしい(笑)。僕たちはそれが普通なんですけどね。

Q3.川須騎手→国分兄弟
■ 性格で似ているところ、逆にまったく似ていないところを教えてください。

優作　基本的に似てないです。田舎くさいところは似てるけど(笑)。似てるところは…、よくわかんないですねぇ。それ以前に、自分の性格もよくわからないし(笑)。

恭介　僕も似てないと思うけど、具体的にどこが似てないか、っていうと…。

優作　周りからよく言われるのは、恭介のほうが大人っぽいというか、トゲがある感じで…。

恭介　トゲって(笑)。

優作　僕は、いつもヘラヘラしている感じなので。

恭介　優作のほうが、友達を作るのはうまい気がする。

優作　ああ、よく厩務員さんに、『お前の性格なら、栗東にきて正解だったよ』って言われるよ。

Q4.松山騎手＆川須騎手→国分兄弟
■ 好きな女性のタイプを教えてください！

優作　女の子らしい人。あとは僕と性格が合う人。僕、ホントに性格が合う合わないが極端なんですよ。少しでも合わないと、全然しゃべれなくなる…。

恭介　だから、どういう性格の子が好きなんだって聞いてるの！

優作　ん〜、明るくて大人しい感じで…。

恭介　明るくて大人しいって、どーゆーこと(笑)!?

優作　わかるだろ？　性格は明るいけど、こう…おしとやかな感じ。ただ、僕が優柔不断なんで、そのあたりを多少はカバーしてくれる人じゃないとダメなんだけど。

──優作さんは優柔不断なんですか？

優作　はい、そうです。

恭介　僕もそうです。O型は優柔不断…。

──あ、似ているところがありましたね(笑)。

優作　決めようと思えば、すぐに決められるんですけど、いろんなことを考えてしまうんです。

恭介　そうそう。自分の意見より、周りのことばかり考えてしまう。

優作　後々のことを必要以上に考えちゃったりね。そうすると、買い物ひとつにしても『どーしよー』ってなってしまう。

恭介　性格…なんだろうね。そのへんは似てるのかもね。

優作　自分の意見があるようでないっていうか。要するに、テキトーなんだよね(笑)。

恭介　そうかも。俺とお前は、テキトーなところが似てるんだ(笑)。

【次回のキシュトーーク！ は？】
「双子で良かったこと、得したことは？」「もし1か月、休みがあったら？」「もし騎手になっていなかったら？」等々、まだまだ続くジョッキー仲間からの質問攻撃。それぞれの答えにツッコミを入れながら、濃厚なツインズトークを展開します！