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平田修調教師/天皇賞・秋 Part1 『ブラックヒルは彗星のごとく現れた馬』

  • 2012年10月25日(木) 12時00分
無敗でNHKマイルCを制したカレンブラックヒルが、初の古馬相手となった秋初戦で連勝記録を“5”に伸ばした。実にオグリキャップ以来(中央競馬のみ)となる、無敗での毎日王冠制覇である。はたして、どこまで連勝記録を延ばすのか──。きたる大一番、天皇賞(秋)に向け、指揮官・平田修の胸の内に迫った。(取材:不破由妃子)
平田修調教師

正直、あそこまでやってくれるとは

「春とはまったくレベルの違う馬たちを相手に、正直、あそこまでやってくれるとは」

 白星で飾った秋初戦、毎日王冠について、こう切り出した平田。競馬の世界において“無敗”という事実は、否応なく人間側に緊張を強いるもの。しかも、初の古馬相手にして、堂々の1番人気である。が、平田は実に冷静に、レースと向き合っていた。

「想定外と言ってしまったら馬に失礼なんやけど(笑)。掲示板に載ってくれれば、あるいは接戦を演じてくれればいいなっていうのが、正直な気持ちでした。それくらいの競馬をしてくれれば

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GIの注目馬にスポットを当て、主戦騎手や管理調教師を独占取材するnetkeibaのスペシャルインタビュー。GIに向けた意気込みや中間の調整過程、レース後に直撃し、戦いの舞台裏にあった知られざる真実を語っていただきます。

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