先週は凱旋門賞で馬連1点的中を決めた、馬券サバイバー。
64回目の挑戦者は、調教Gメンでお馴染み井内利彰氏です。井内氏といえば、旧サバイバーでも高配当を的中しており、2点勝負になった新サバイバーでも現在2戦2勝と、恐ろしいほどの勝負強さを見せています。徐々に盛り上がる秋のGI、ここは連勝と行きましょう!(ちなみに、井内氏の勝負強さを支える理論の根源は、昨日発売された『増補改訂版 100%激走する〜』に書かれています……宣伝ですみません)
井内利彰
◆今週のチャレンジャー…井内利彰
◆普段の予想スタイル…独自の調教データから好走確率の高い馬をあぶりだす。主な狙い方は二つ。
1.今回の調教が過去の好走時と近い馬を狙う。
2.そのレースで好走しやすい調教パターンを見つけ、同じパターンの馬を狙う。
以上の二つから、もっとも条件が合う馬の単複を中心に、状況によって馬連、3連複、3連単を買う。
◆得意レース…京都芝の外回り。近走の成績が悪くても調教の適性があれば好走できるので、人気薄を拾いやすい(この傾向はクラスが上がるほど顕著)。
◆参考にするファクター……調教と脚質(調教の適性が同じであれば、前に行ける方を選ぶ)。
◆勝負レース
(日)京都11R 秋華賞
◎ローブティサージュ
単勝17 30%
複勝17 70%
客観的な調教データから導き出すことができる、今年の秋華賞の本命馬ローブティサージュ。その詳細データに関しては、No.1予想をご覧いただきたいのですが「1週前追い切りの併せ馬先着」が、大きな要因になっています。
岩田康誠騎手が跨っていましたが、とにかく素軽い動きが印象的。ローズSのような重馬場は決して得意ではない、スピードタイプ。2週続けて、前走時までの自己ベストより速い時計をマークしているのが、その証でしょう。
◆来週のチャレンジャーは…『京大式 推定3ハロン』制作委員会です。
井内氏の新刊
●井内利彰氏の『100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ…』が増補改訂版として発売! netkeiba.comとのコラボコーナーでお馴染みの競馬雑誌・競馬王から、2009年に馬券本としては異例の大ヒットを記録した井内利彰氏の『100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ 馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる』が、増補改訂版として10月11日(金)に発売されました。
馬が生き物である以上、「調子」は絶対に無視できないはずですが、しかし現実は、明らかに調子の悪い馬が1番人気になっていたり、絶好調の馬が人気薄だったりと、「調子」は意外と人気に反映されていません。本書の目的は、調教欄から「馬の調子」と「厩舎の勝負気配」を見抜くことです。本書で調教欄の正しい読み方がわかれば、不調の人気馬、絶好調の穴馬を判別できるようになり、馬券で勝つための究極の作戦は「絶好調の馬だけを買うこと」だと気付くはずです。
増補改訂版となる今作では、2009年版を加筆修正した上で、ローカルコースの調教攻略を新たに収録しています。2013年春に重賞6週連続的中を記録した調教Gメン・井内利彰氏のルーツとなる作品、ぜひお楽しみください。