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推奨穴馬が連続激走中! 東京新聞杯の穴馬はこれだ!

  • 2014年02月06日(木) 18時00分


◆今年に入って推奨穴馬が毎週馬券に!

担当編集者(以下、編) いや〜、石橋さん。先週もこの対談で推奨したリトルゲルダが13番人気ながら3着に激走ということで、かなり反響が大きかったみたいですよ。

石橋 武(以下、石) ああ、たしかに1、2着の2頭が人気だったから馬券的には獲りやすかったかもしれないね。

編 ええ。あの1、2着馬で3連単は4万馬券ですから、おいしい思いをした方も多かったようで。

石 それはそれは。お役に立てて何よりです(笑)。

編 で、石橋さん、気づいてました?

石 気づくって、何に?

編 今年に入ってこの対談で前回まで5回やってるんですけど、そこで推奨した穴馬って毎週馬券に絡んでるんですよ。

石 ああ、たしかにそうかも。中山金杯が……なんだっけ(笑)? ああ、カルドブレッサか。

編 そうです。中山金杯がカルドブレッサ(8人気2着)、フェアリーSがリラヴァティ(4人気3着)、日経新春杯がフーラブライド(4人気3着)、AJCCがフェイムゲーム(6人気3着)、で、先週のシルクロードSがリトルゲルダ(13人気3着)と。これ、相当すごいことですよ。

石 キミが勝手に穴馬しか挙げたらダメというルールにしちゃったからね。ただ、結果的に4番人気の馬とか挙げちゃってるんだけど(笑)。

編 この対談は実は月曜日に行ってますからね〜。その時点で人気を読むというのもなかなか難しいですよね。逆に言えば、月曜日の段階でよく人気薄の激走がわかるなって話でもあるんですけど。

石 いや、人気馬でいいならそっちのほうがありがたいけどね(笑)。さっきも言ったけど、キミが穴馬限定にしちゃったから……。

編 そこはほら。僕だけじゃなくて、読者の方もそれを望んでますから。その気持ちを代弁したということで。

石 まあ、いいけどさ〜。結果的に人気になっちゃうこともあるので、そのあたりは勘弁していただいて。

編 まあ、しょうがないからそれは許します。

石 おいっ!

編 冗談です。それでですね、ちょっと時間があったので、この対談が始まった当初からの成績を出してみたんですよ。

石 ……ヒマだねぇ。

編 うるさいです(笑)。この対談が始まったのが、去年の3月からなんですけど、前回までに46回対談して、そのうちの30回近く、正確には28回で推奨馬が馬券に絡んでるんですよ。

石 ちょうど6割くらいか。

編 そうなんです。これね、本当にものすごい数字なんですよ。穴馬だけでこの数字ですからね。仮に人気馬を挙げてOKというルールだったとしても、この数字はなかなか出ませんよ。

石 あのさ……

編 しかも競馬ですから、人気馬が上位独占みたいなことも多々あるわけじゃないですか。たとえばレパードSの回(http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=23931)みたいに、たぶんこの人気馬3頭で決まるけど、穴馬が来るとしらこの3頭。で、ふたを開けてみたらその人気馬3頭と穴馬3頭で上位6位までを独占するみたいな回もあって、それは不的中としているんですよ。それで6割ですからね。

石 だからさ……

編 下のリンクから過去の対談は全部みられますけど、せっかく、ここにトータル成績をまとめておいたので、石橋さんのブログに書いたらどうですか?

石 お〜い。

編 なんですか、うるさいな。

石 うるさいって、なんだ(笑)。

編 あ、失礼しました(笑)。つい興奮してしまって。

石 勝手に興奮するのはいいんだけどさ、このあと今週のレースについても話すんだよね?

編 当たり前じゃないですか。

石 こんな流れにされたら話しづらいっつーの。こういう話のあとって、たいがい外れるからね、世の常として(笑)。

編 石橋さんなら大丈夫です。

石 それ、完全にひとごとだよね。それにさ、こういうのって、ちょうど区切りでやったりすればいいんじゃないの? あと1カ月もしないうちに連載開始からちょうど1年なわけだし。

編 あ、そこまで頭が回りませんでしたね。成績をチェックしたら言いたくてしょうがなくなって……(笑)。

石 小学生か(笑)。

編 まあ、そんなわけなので、今週も期待してますね。

石 フリも雑すぎるわっ。

編 まあまあ(笑)。で、今週は東京新聞杯ときさらぎ賞と、どちらのレースについて話します?

石 頭数が揃いそうな東京新聞杯にしようかな。

編 OKです。じゃあ、現時点での注目穴馬を教えていただけますか?

石 はいはい。じゃあ、まずはレッドスパーダに注目しておこうか。

◆リピーターが来る「気配」を感じて狙いに行く

編 天皇賞・秋惨敗以来の競馬となりますけど。

石 天皇賞・秋は距離が長かったうえに、かなりのハイペースで逃げたトウケイヘイローについていっちゃったからね。さすがにバテるでしょう、あれは。

編 たしかにずっとマイルで結果を残してきた馬に、2000mに距離が延びて、しかもあのハイペースじゃ厳しいですよね。

石 1年以上の休み明けでもちゃんと競馬ができた馬だし、リフレッシュ放牧明けなら4カ月ぶりも問題ない。8歳という年齢と前走の惨敗で人気を落としてくれるならラッキー。マークが必要な馬だよ。

編 このレースも勝っていますし(10年)、NHKマイルC2着を含め、東京芝1600mでの実績は抜群ですからね。人気にならないことだけを祈っておきましょうか(笑)。

石 続いてコスモセンサーもチェックしておこう。

編 あ、コスモセンサーもこのレースで好走したことがありますよね。

石 そうそう、一昨年に2着だったんだよね。東京新聞杯って、スマイルジャック(09年3着、11年1着)とかトライアンフマーチ(10年2着、13年3着)もそうなんだけど、リピーターが発生しやすいレースのひとつと見ているんだ。

編 でも近10年の結果を見ていると、リピーターその2例だけじゃないですか?

石 そうだよ。ただ、仮に今年の東京新聞杯で、クラレントとかさっきのレッドスパーダ、コスモセンサーあたりが走ってきたら、来年のこのレースでどう思う?

編 リピーターを狙えばいいんだなって。

石 でも来年それに気づいても、みんなにバレてるから人気になっちゃうでしょ。

編 たしかに、そうですよね。

石 人気馬を狙うんだったらまだしも、僕らが狙っているのは穴馬だからね。であれば、リピーターが来るという予兆と言ったら大げさだけど、その気配を感じたら迷わず狙っていかないと。

編 なるほど。みんなにバレてからじゃ遅いですもんね。

石 で、コスモセンサーの話に戻すと、たしかに1年ぶりの競馬ではあるんだけど、ニューイヤーSにも登録していたし(除外)、もともと寒い時期に良績がある馬だからね。馬場のいい東京コースでこの馬の前残りは警戒しておくべきだよ。

編 あとはどの馬に注目しておきましょうか。

石 ブレイズアトレイルかな。

編 去年の秋に今回と同じ東京芝1600mで行われた富士Sを5着、前走も京都金杯を4着と、重賞でも堅実に走ってきていますよね。

石 それだけに人気になるのだけが怖いんだけど(笑)、東京新聞杯のときは5着とはいえ、向正面でかかるわ、最後の直線はまったく前が開かないわで、もったいないレースだったんだよね。

編 スムーズだったら、もっと上位に来れていたと。

石 うん。切れる脚がないぶん、とくに直線で先に抜け出せなかったのは痛かった。ただ、戦績が示すように東京コースは得意な馬だし、巻き返しは十分可能でしょ。

編 じゃあ、現時点ではこの3頭に注目ということですね。

石 そうだね。

編 わかりました。では、石橋さん、これを。

石 何これ?

編 だから、この対談の過去の成績一覧ですって。

石 えっ!? 本気でブログに載せさせる気だったの?

編 当たり前じゃないですか。読者の皆さんにもっとこの対談を参考にしていただきたいですし、その判断材料としてはもってこいじゃないですか。

石 そんな過去の結果を知ったところでどうしようのないでしょ〜。肝心なのはこれからの予想なんだからさ〜。

編 それはもちろんです。ただ、いままでこういう実績があるんですよと知ってもらえれば、安心材料にはなると思うんですよね。

石 不安になったりして(笑)。

編 なるわけないでしょ(笑)。だからお願いしますよ。

石 え〜。

編 ほら、最近、ブログのほうの対談はさぼり気味みたいじゃないですか。『単勝二頭流』の該当馬はちゃんと更新してくれていますけど。

石 あ、バレてる(笑)。

編 はい、だからこれ。もっとこの対談をいろんな方に読んでいただきたいんですよ。お願いしますね。

石 しょうがないな。じゃあ、週末までにはアップしておきますよ。

編 お願いします!

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1964年東京生まれ。2012年12月『単勝二頭流』(東邦出版・発行)で、競馬本作家としてデビュー。パチンコからパチスロ、麻雀、競馬、競艇、競輪、果ては株や先物取引、FXまで手広く(?)手がける根っからのギャンブラー。一時期、競馬から遠ざかったこともあったが、3連単の発売を機に復帰。現在は、最も儲かるという競馬を主戦場に選んでいる。独自の理論「単勝二頭流」の構築後も、さらなる飛躍を目指して切磋琢磨する日々。

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