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松田国英調教師/フェブラリーS(1)『クロフネの夢の続きをベルシャザールで』

2014年02月20日(木)12時00分

注目数:30人
松田国英調教師
砂の猛者たちが集結したジャパンカップダートを制して、一気にダート界の頂点に立ったベルシャザール。ダービー3着の実績から舞台を砂に移し、新たな輝きを放ち始めた。伝説の名馬クロフネが歩んだ道を突き進む新ダート王について、松田国英調教師に語ってもらった。(取材・文:赤見千尋)


◆ダービー3着馬がダートへ、選択肢は一つだった

 出走馬16頭中9頭がGI馬という驚異的なメンバーが集結した、昨年のジャパンカップダート。この頂上決戦を制し、新ダート王に輝いたのが、芝路線で活躍して来たベルシャザールだ。


「クロフネという芝でもすごく走った馬が、ダートに出走させたらすごく強かったというのを踏まえてますから、たくさんのGI馬がいる中でも自信がありました。ただ、手足が長い分、阪神の1800mはどうかと思っていたのですが、結果的に2コーナーから3コーナーにかけてポジションを上げて行ったことが勝因でしたね。前の馬を捕まえられたし、後ろから来る馬も封じ込められた。接戦だっただけに、ルメール騎手の絶妙の手腕が物を言いました」

松田国英調教師

▲ホッコータルマエ(左)ワンダーアキュート(右)を抑えてJCダート制覇


 手足の長い体、そしてダービー3着という芝での実績。ダートへの転向は、一見突飛なようにも感じる。しかし、この馬を種牡馬にするためには、他に選択肢はなかったという。

「ダービー3着だけでは、種馬にはなれません。大きい所を勝たないと、なかなか難しい。長期休養があり、故障があって、ノドの手術もしました。その中で壊さないように大きい所を勝つとなると、ダートに転換することを受け入れざるを得なかったんです」

◆“勝つ”ということと“壊さない”ということ

 松田国英調教師は、これまで何頭もの名馬を育てて来た。クロフネ、タニノギムレット、キングカメハメハ、ダイワスカーレット。名前を挙げれば、歴史に残る名馬がズラリと並ぶ。しかし、数々の栄光と同時に、走る馬に対する故障の恐怖を抱えることになった。...
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GIの注目馬にスポットを当て、主戦騎手や管理調教師を独占取材するnetkeiba.comのスペシャルインタビュー。GIに向けた意気込みや中間の調整過程、レース後に直撃し、戦いの舞台裏にあった知られざる真実を語っていただきます。