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大久保洋吉調教師/ダービー Part2『最後のチャンスに1番縁のある馬で出られる幸せ』

  • 2014年05月30日(金) 12時00分
◆腹を決めて臨んだ青葉賞、そして掴んだダービーの切符

 4月5日の山吹賞の後に、もう1度自己条件のレースを挟むことも考えたが、「無理をさせずに青葉賞1本で行くことにしました。それで権利が取れなければ諦めようと腹を決めていました」

 そして迎えた運命の青葉賞。厩舎ゆかりの血統、師の最後のダービー・・・1頭の馬に関わるたくさんの人の思いが天に通じたのか、道中ショウナンラグーンは後方でじっと脚をため、最後の直線では坂を上がってギアが替わると、末脚をグングン伸ばして先頭でゴール。ダービー切符を見事に手にしたのだった。

ショウナンラグーン陣営

▲青葉賞でダービー行きをきっちりと決めて(撮影:下野雄規)


「ペースが遅くて伸びてこられるかなと思いましたけど、結構切れる脚を使ってくれました。直線では4、5着くらいにくるかなと思ったら、左手前に替えたらまた伸びて、“よし! 2着はあるな”と思ったら勝ってくれました。結果的に距離が長くなったのも良かったですし、終い1ハロンの伸びが良かったということでしょうね。ドーベルもオークスを勝っていますし、東京コースも合っているのだと思います」、ダービーと同距離の青葉賞の勝因を分析した。

 しかし、何から何まで

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GIの注目馬にスポットを当て、主戦騎手や管理調教師を独占取材するnetkeibaのスペシャルインタビュー。GIに向けた意気込みや中間の調整過程、レース後に直撃し、戦いの舞台裏にあった知られざる真実を語っていただきます。

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