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中京記念で推奨する激走穴馬3頭!

  • 2014年07月24日(木) 18時00分


今週は「きっちり」仕留める!

担当編集者(以下、編) 石橋さん、なんだかもどかしい競馬が続いちゃって。先週もこの対談で推奨してもらった函館2歳Sのトーセンラークが12番人気4着とかね。

石橋 武(以下、石) ん〜、ちょっと先週は巡り合わせが悪いというか、詰めが甘いと言うか……。馬券になってないという時点でお役に立ててないのがホントに申し訳ないなと。

編 ただホント穴馬も上位に走ってきてるんですよね〜。もちろん「惜しい!」じゃしょうがないという石橋さんの矜持もわかるんですけど、この「惜しい!」というのが今週以降につながってくるような気がして。

石 矜持って、大げさだろ(笑)。

編 でもいつも言ってるじゃないですか、狙った穴馬が上位に走ってきても馬券に絡まなきゃ意味がない。読んでる人はそれを期待してるんだからって。

石 そりゃ、そうでしょ。だいたいキミが惜しいだの当たっただのひとつひとつの当たりはずれを騒ぎすぎなんだって。

編 そりゃ大切なのは長期でプラス収支になることというのはわかってますけどねぇ。

石 ちゃんとコンスタントに当たったうえでね。

編 でもこうやって石橋さんの話を直に聞いてる僕としては、「ほんっっっっとに惜しいな〜」って言っちゃうんですよね。だって、こっちがまったく想像すらしていない穴馬を挙げてきて、それが実際に走っちゃうんですもん。

石 「挙げてきて」って。勝手に言ってるみたいじゃん(笑)。

編 あ、「挙げてもらって」です(笑)。ほら、衝撃的なところだとG1のフェブラリーS。あの時もコパノリッキーを推奨してましたよね。僕なんか出てることすら知らないくらいだったのに、そして恐らく世間の評価もそんな感じで出走16頭中、最低人気の16番人気。単勝だって万馬券どころじゃない27,210円ですよ。それが勝っちゃうというね。

石 遡りすぎだろ(笑)。

編 いやいやいやいや。じゃあ、先週の話でもいいですよ。さっき言った函館2歳Sのトーセンラークにしろ、函館記念のシゲルササグリ(12人気5着)とサクラアルディート(15人気6着)にしろ、人気より着順を大幅に上げてきてるじゃないですか。シゲルササグリなんて、内容的には相当強い競馬を見せてますよ。

石 あの〜、外れたレースを大々的に取り上げられると恥ずかしいんですけど……。こういうのホントにやめてもらっていいですか。

編 なにが恥ずかしいもんですか。やめませんよ。スポーツマスターの勝負予想の本命はアドマイヤフライトでこれも9番人気ながら4着。たしかに馬券には絡んでませんけど人気のない馬が上位に走ってきているのは事実ですよね。

石 ほら、読んでる人があきれるからもうその辺にしとこうか。

編 違うんです。僕が言いたいのは、これだけ穴馬が見れているんだから、ちゃんと当てろってことなんです。もったいない。

石 あ、そういうことですね。すみません。

編 もちろん競馬だけに当たり外れはありますよ。最後はちょっとした運・不運に左右されるところもありますし。ただね、この調子で穴馬を挙げ続けてもらったら、これ近いうちにとんでもないことが起きる気がするんですよね。だって函館記念だって、アドマイヤフライト、シゲルササグリ、サクラアルディートで決まってたら230万馬券ですよ。

石 いやいや、1〜3着馬をいないことにしたらダメでしょ。もうタラレバの次元すら超えちゃってるよ、それ(笑)。

編 まあ、たしかに言い過ぎですね(笑)。でも穴馬が差のない競馬をしているのは事実。だからこそ、さっき言ったようにとんでもないことが起きる気がするんです。タイミングひとつでしょ、こんなもん。

石 はいはい。

編 「はいはい」じゃないですよ。これね、読者の皆さんにも言ってるんです。あ、ホントにでかいの来た!と、後から思っても遅いですからね。このコラムも真剣に読んで下さいね。後悔先に立たずですよ。It is no use crying over spilt milkですよ。

石 なぜにいきなり英語?

編 外国の方もいるかと思って。

石 ん〜、たぶんいない(笑)。ま、とにかく先週ダメだったからといって、スタンスを変える必要も当然ないわけだし、いつも通り、でも修正するところはきっちり修正して今週の競馬に臨みますよ。

編 ええ、お願いしますね、ホントに。新装・札幌競馬場での開催も始まることですし、心機一転頑張っていきましょう! というわけで中京記念なんですが。

石 ようやく始まった。

編 だったら僕に余計なことをしゃべらせないように結果を出して下さい。

石 はいはいはいはい。で、中京記念ね?

編 ええ、石橋さんが注目している穴馬をお願いします。

石 まずはダノンヨーヨーに注目しておこうか。

編 前走はエプソムCで5着と善戦していますよね。

石 その前には新潟芝2000m外(新潟大賞典)でも5着と、直線の長いコースで善戦しているんだよね。

編 そうですね。

石 ダノンヨーヨーはエンジンのかかりが遅くて、途中でブレーキを踏むと再加速に手間取るタイプ。それだけにごちゃごちゃするところよりも、スムーズな競馬ができるコースのほうがいいんだ。それにこの中京芝コースなら、いくらエンジンのかかりが遅くてもそれがマイナスになることはない。

編 そうですよね。かなりタフな直線ですし、この馬にとってはおあつらえ向きのコースと言えますね。叩き3走目の上積みも含めて期待しておきましょう。

石 続いてはダイワマッジョーレ。この馬も好位から競馬が出来るタイプだし、しまいまできっちりと脚を使えるのも魅力。

編 休み明けではありますけど、鉄砲実績もありますしね。

石 そうだね。ハンデも極端に重くなることはないだろうし、期待できるよ。

編 あとはどの馬に注目しましょう?

石 ブレイズアトレイルかな。これも同じようなタイプ。要は瞬発力に特化したとことんまで切れる脚はいらないけど、タフに脚を伸ばすタイプというかな。そんな馬を狙ってみたいね。

編 わかりました。じゃあ、改めまして石橋さん。

石 はい、なんでしょう。

編 今週はきっちり仕留めて下さいね。

石 そうね、うん。頑張るよ。

編 よろしい。では週末の勝負予想を楽しみにしています。「そろそろとんでもないことが〜」という僕の言葉を信用して予想をお願いします。

石 要するにあれね、「僕に恥をかかせないで下さい」ということね。

編 まあ、そうとも言えます(笑)。ということでよろしくお願いします。

石 はいはい。

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1964年東京生まれ。2012年12月『単勝二頭流』(東邦出版・発行)で、競馬本作家としてデビュー。パチンコからパチスロ、麻雀、競馬、競艇、競輪、果ては株や先物取引、FXまで手広く(?)手がける根っからのギャンブラー。一時期、競馬から遠ざかったこともあったが、3連単の発売を機に復帰。現在は、最も儲かるという競馬を主戦場に選んでいる。独自の理論「単勝二頭流」の構築後も、さらなる飛躍を目指して切磋琢磨する日々。

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