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直線競馬への対応力は追い切りでわかる?〜井内利彰/アイビスSD

  • 2014年07月28日(月) 18時00分



サンアディユとメリッサの比較からわかることは…

 今週から新潟競馬場、小倉競馬場での開催がスタート。どちらも強い日差しが似合う競馬場だけに、夏本番といった感じ。新潟競馬場といえば、直線だけで行われる芝1000mが名物レース。開幕週には、その距離で行われる唯一の重賞、アイビスSDがあります。

 直線だけのレースなら、しかも1000mなら、スタートから飛ばして、スピードを持続させて、ゴールまで突っ走ればよいと思われるかも知れません。しかし、競走馬にとって、全速力を持続できるのは、せいぜい400mから600m。JRAで行われる最短距離のレースといえど、スタートからゴールまでトップスピードを持続させることは困難です。

 しかも、いつもならコーナーがあって、そこで減速して息を入れる、そんな走りを覚えている馬も多いので、スタートからゴールまで直線だけということになれば、戸惑う馬も少なくありません。

 2010年アイビスSDで1番人気に支持された、メリッサ

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No.1予想家(丹下日出夫、井内利彰、山崎エリカ、大石川大二郎、古澤秀和)が週替わりで重賞レースの展望を披露。思わぬ激走馬や消し馬など、馬券のヒントが盛りだくさん!

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