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未デビューの高馬・血統馬の近況(須田鷹雄)

  • 2014年08月26日(火) 18時00分


◆トーセンゲイルは9月に入ってから移動の予定で順調とのこと。秋遅めから年末にかけてのデビュー予定に

 この時期になるとあまり2歳馬の近況を追っていない私だが、ちょうど牧場に行く機会があったので、高馬・血統馬の近況を何頭か聞いてみた。

 トーセンゲイル(母パーシステントリー)はゲート試験後牧場に戻っていたが9月に入ってから移動の予定で順調とのこと。秋遅めから年末にかけてのデビューになりそうだ。入厩とデビューのタイミングは関東馬のアグスタ(母ソニンク)も同様になりそう。

 ドラゴンケーニッヒ(母カリ)は牧場に戻したのかと思ったらNFしがらきへ向かったようで、こちらは先述2頭よりやや早い進行。いわゆる王道デビューとなるのでは。

 ショウボート(母フォルクローレ)は春先まで小さめだったが大きな成長を見せていまでは500キロ前後あるとのこと。急かせて良いタイプではないので、ゆっくり入厩させて年末デビューを目指したいとのことだ。

 サトノダイレンサ(母ラブーム)は調子が上がるまで時間がかかったがここへきてぐっと順調度が上がってきたとのこと。もう少し牧場で乗り込んで年末から年明けのデビューへ。

 母チューニーは8月末か9月アタマの移動で山元トレセンへ向かう予定。早ければ10月にはデビュー。

 ダノンシーザー(母アイタムアドーター)も同じ移動でこちらはグリーンウッドへ向かう。動きは良く、筋肉質なスピードタイプ。

 ナリタゴールド(母シーキングマイラブ)は一度入厩した後、トレセン近くの外厩で待機中。千葉セリの高馬オールマンリバー(母ペディクラリス)はゲートに合格しているのだが、その時点では動きが物足りないということで一度出された。疲れがとれたところで再入厩→デビューとなる見込み。

 サトノメサイア(母ダリシア)はハーツ産駒らしい薄手のタイプでもう少し力強さが欲しいと言われていたが、ここへきて良くなってきたとのこと。順調に乗りこまれており、年末あたりをメドにデビューを目指す。

須田鷹雄+取材班が赤本紹介馬の近況や有力馬の最新情報、取材こぼれ話などを披露します!

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