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日本テレビ盃

  • 2014年09月22日(月) 18時00分


 このレースをきっかけに秋以降のGIレースで活躍する馬が目立ち、過去10年間の優勝馬は1番人気馬(7頭)・2番人気馬(3勝)と上位から出ている。昨年のジャパンダートダービー馬クリソライトを本命視したが、強敵はグレープブランデー・グラッツィアのJRA勢と思われ、他では地方馬トーセンアレスをはじめダノンカモン・サチノシェーバーまで注意を払いたい。

◎クリソライトは59キロを背負ったマーキュリーCで2着に敗れたものの、今回は名手・戸崎を配して雪辱の夢に賭ける。

〇グレープブランデーは休み明けの前走を叩かれて気合いがアップしており、昨年のフェブラリーSを差し切った実力を高く評価したい。

▲グラッツィアは交流重賞・川崎記念3着の実績を持ち、十分な調教量をこなして優勝に挑む。

×トーセンアレスは9勝のうち7勝を1800m以上の距離であげ、久しぶりの1800m戦で優勝圏内と見た。

注ダノンカモンにとって決め手の生きる1800mなら軽視は禁物。

△サチノシェーバーは初めての1800m戦になるが、追い切り内容の良さから3着なら可能だろう。

◎08クリソライト
〇03グレープブランデー
▲02グラッツィア
×06トーセンアレス
注10ダノンカモン
△05サチノシェーバー

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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