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神戸新聞杯はこの3頭で勝負!

  • 2014年09月25日(木) 18時00分


ダービー大敗組や上がり馬からこの3頭をチョイス

書籍『単勝二頭流』担当編集者(以下、編) 石橋さん、先週はnetkeiba.comさんのNo.1予想で珍しく直千競馬を指定してきましたね。

石橋 武(以下、石) 珍しくはないというか、レース自体が限られているだけな気がするけど(笑)。でもまあ、もったいなかったというかなんというか……。

編 はずれたって言っても人気の本命◎ロマネクイーン(5人気2着)、穴馬の本命◎シングルカスク(7人気3着)と、ちゃんと走ってきてますからね。相手には勝ったカカリアも入ってましたし。参考にしてくれた方も多いみたいですよ。

石 まあ、それなら多少は救われるんですけど。

編 なに殊勝なフリしてるんですか(笑)。土曜日に5万馬券を獲っておいて。

石 ああ、阪神最終ね。それよりも日曜日の新潟最終が悶絶ものだったからな〜。

編 ああ、あの87万馬券を獲り損ねたやつ。あれは獲れてましたね。でもまあ、ああいう超高額の馬券もそのうち普通に当たるだろうなと予感させるレースでしたけどね。

石 ん〜、でも悔しい(笑)。ま、今週も含めてビシッと取り返していきましょうかね。

編 そうですね。期待してます。ところで先週はその他にもG1トライアルが2鞍行われましたけど、石橋さんの印象はいかがでした?

石 その他にもって、本来はその話が最初に出るだろ、普通(笑)。

編 いや、石橋さんといるとどうも穴馬券よりの話をしたくなっちゃって(笑)。まあ、それはさておき、ローズSは勝負予想でもヌーヴォレコルトが本命◎で、しっかり勝ち切りましたけど。

石 うん、一頭強い競馬をしたよね。全然力を出し切ってなかったし、完勝と言っていいんじゃないかな。あ、そう言えば……

編 なんですか?

石 いいや、なんでもない。

編 言いかけたことを引っ込めないで下さいよ、いやらしい。

石 いやらしいって(笑)。引っ込めたわけじゃなくて、確定してないのに言えないなと思っただけです。

編 何をですか?

石 一頭さ、秋華賞っぽい馬がいたんだよね。

編 秋華賞っぽいって、向いているってことですか?

石 そうそう。ただ、まあこれは秋華賞の週に話すわ。いろいろ決まってから。

編 もったいつけちゃって(笑)。

石 違うっつーの(笑)。

編 それでセントライト記念のほうは? 先週ここで話した3頭は全然ダメでしたけど。

石 たしかに。すみません。ただ、もし900万円組にも菊花賞出走のチャンスがあるならばメイクアップは頭の片隅にでもおいといてほしいけど。

編 ん〜、出走は厳しいんじゃないですかね。

石 だよね〜。であれば、中山も含めた小回りの2000m以上のレースに出てきたときにチェックしておきたいかな。

編 いままでの実績とは逆な気がしますけど。

石 本質的にはぎゅっと締まった流れに強いタイプだと思うよ。一瞬の切れじゃなくて長く良い脚を使って勝負するタイプというかね。あとは、セントライト記念に関してはこれといって特記することはないかなぁ。イスラボニータも順当に強かったしね。

編 じゃあ、今週末の神戸新聞杯の結果も含めて菊花賞ウィークにまとめてお話していただきましょう。で、その神戸新聞杯なんですけど、どの穴馬に注目しておきましょう?

石 まずはハギノハイブリッド。

編 え〜、それ穴馬ですか〜?

石 ギリOKでしょう〜。

編 ん〜、微妙だけど馬名を全部言っちゃったから仕方ないか。

石 それにさ〜、ダービー馬が出てくるんだよ? ダントツの1番人気がいるってことだからね、それって。だったらこれくらいまではOKでしょう。

編 はいはい、わかりましたよ。で、評価したのは?

石 やっぱり距離実績だよね。結果を出しているのがすべて中距離というのはいいし、外回りの競馬にも強い。ダービーは内有利、前残りで競馬にならなかったけど、先週の競馬を見ると今の阪神は差しも効いてるからね。すごく簡単な穴馬だよ。

編 だからこれを穴馬って言っちゃうとな〜。

石 その話はさっきケリがついたでしょ。

編 わかりました。じゃあ次の「穴馬」は?

石 穴馬を強調するんじゃない(笑)。次はね、ワンアンド……

編 ダメに決まってるでしょ。

石 だろうね(笑)。はい、じゃあ次はサウンズオブアース。

編 この馬もダービー大敗組ですよね。

石 まあ、それを狙っているわけじゃないんだけど、人気を落としやすいというメリットはあるかな。ただダービーは大敗したけど、その前の外回りコースで行われた京都新聞杯はハギノハイブリッドの2着。

編 デビュー当初から外回りコースで速い上がりを使っているのも良さそうですよね。

石 そうだね。好位からでも競馬ができる器用なタイプだし、メンバーに合わせて競馬ができ、さらに速い脚が使えるというのはかなりの強みだよね。ダービー大敗だけで人気を落としそうなのはラッキーとしか言いようがないね。

編 ですよね〜。

石 あとはトーホウジャッカル。

編 小回りの小倉で好走が続いてますけど、外回りにも対応できます?

石 もちろん。2走前に直線の長いタフな中京コースで結果を出しているしね。それに能力的にも古馬1000万クラスで勝ち負けできれば、ここでも十分に通用する。外回り、内回りに関係なく速い上がりを使って好走しているのは能力があってこそ。あまりナメてかからないほうがいいと思うよ。

編 わかりました。では現時点ではこの3頭の穴馬に注目ということで。

石 そうだね。セントライト記念のようなことにならなければいいけど。

編 頼みますよ、ホント(笑)。87万馬券パワーを見せつけて下さい。

石 だから獲ってないって。あ、嫌味で言ってるのか(笑)。

編 僕なりの応援です(笑)。

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1964年東京生まれ。2012年12月『単勝二頭流』(東邦出版・発行)で、競馬本作家としてデビュー。パチンコからパチスロ、麻雀、競馬、競艇、競輪、果ては株や先物取引、FXまで手広く(?)手がける根っからのギャンブラー。一時期、競馬から遠ざかったこともあったが、3連単の発売を機に復帰。現在は、最も儲かるという競馬を主戦場に選んでいる。独自の理論「単勝二頭流」の構築後も、さらなる飛躍を目指して切磋琢磨する日々。

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