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毎日王冠は荒れる可能性十分!

  • 2014年10月09日(木) 18時00分


人気を背負いそうな馬にはちょっと怪しいところがありそう

担当編集者(以下、編) 関東圏はようやく開催替わりで東京競馬場。新潟、長かったですね。

石橋 武(以下、石) ん〜、でもちょっと名残惜しいかな。

編 まあ、色々と高配当を取らせてもらいましたからね。この前の19万馬券とか。先週もスプリンターズSこそアレでしたけど、そのぶん穴馬の本命馬がバンバン走っていい馬券も取れましたし。芦屋川特別とか、日曜日の阪神最終とか。挙げてたらキリがないですけど。

石 そうね。馬場の傾向をしっかり掴めていたから、芝・ダともにおいしい馬券が多かったよね。

編 ホントですよ。そのまま次の東京・京都開催もお願いしますよ。

石 もちろん。もともと好きな開催だし、去年も成績良かったんじゃないかな。

編 そうですね。というか、去年も夏からポンポンと10万クラスの馬券を当ててたので、どこが成績良かったとかあんまりイメージないんですけど(笑)。今年もそんな感じだし。

石 じゃあ、今年も乞うご期待ということで(笑)。

編 言われなくても期待してます(笑)。またデカイ馬券をお願いしますよ。今週は3日間開催だし、来週から秋華賞、菊花賞と高配当期待のG1が続きますしね。

石 はいはい。そんなに圧をかけてこなくてもわかってますって。ということで、そろそろ本題に入ったほうがいいんじゃないの?

編 そう! そうなんですよ。東京開催の開幕を告げる毎日王冠の話を聞かなきゃマズイんですよ。 注目度の高いレースですし、荒れるときはドンッと高配当の出るレースですから。

石 ああ、ちょいちょい30万馬券とか出てるからね。

編 今年はどんな感じです?

石 荒れるかどうか?

編 ええ。

石 可能性は十分あるでしょ。人気を背負いそうな馬にはちょっと怪しいところがありそうだし。

編 おお、いいですね。では現時点での石橋さんの注目穴馬を教えていただけますか?

石 了解。じゃあ、まずはスピルバーグ。

編 ん〜、ん〜、どこまで人気するかなぁ。ギリギリセーフにしようかな。

石 はい、ギリセーフということで。

編 しょうがないか。スピルバーグは東京コースで走ったこの3戦がかなり強い内容ですよね。

石 先行して良し、差しに回ってもメンバー中最速の上がりでバッサリというね。能力の違いをまざまざと見せつけた3戦だったんじゃないかな。

編 じゃあ、重賞でも?

石 もちろん。1000万下、1600万下、OPの3連勝はダテではないし、休み明けも苦にするタイプではない。全5勝を東京コースで挙げるコース巧者だけに、今回も好走が期待できるよ。

編 わかりました。じゃあ、次はもうちょっと穴っぽいところをお願いします(笑)。

石 はいはい。じゃあ続いてはエアソミュール。

編 ん〜、しょうがないか(笑)。

石 人気がなくても馬券に絡めなかったら意味がないだろ(笑)。

編 まあ、そうなんですけどね(笑)。

石 東京コースでは4走前に強い勝ち方をしているし、1800〜2000mでの安定感は抜群。前走は5着に負けたとはいえ、強敵を相手によく粘っていたと思うよ。

編 今回は前走と比較すると相手弱化の印象ですよね。

石 うん、このメンバー相手なら十分勝ち負けになる。それに開幕週の東京はペースが緩みがちだし、その点もプラスかな。

編 なるほど。

石 あとはグランデッツァかな。

編 3走前の勝ちが強烈でしたよね。石橋さんも本命に推していましたけど。

石 あれぐらいはやれて当然の馬だし、5番人気というのはいかにもなめられすぎだったよね。その後は馬券に絡めていないけど、安田記念はそもそもマイルのペースが合わないうえに、道悪。前走も完全に差し馬向きの流れだったからね。

編 たしかに差し馬が上位を独占していましたね。

石 東京コースに替わって軽いスピードを活かせる馬場になるのはプラス材料だし、巻き返しは警戒しておかないとね。

編 わかりました。では、現時点では上記の3頭に注目しつつ、週末の最終結論をお待ちしてます。

石 うん。開幕週っていうのは高配当が期待できる条件だけに3日間とも期待していただければと。

編 もちろんです。

石 あ、あと来週ちょっと発表したいことがあるので、必ずご覧下さい。

編 え、なんですか? 何を発表するんですか?

石 ん〜、正式に決まってから言います。

編 まさか……結婚?

石 すでにしてるわ(笑)。ま、来週ということで。

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1964年東京生まれ。2012年12月『単勝二頭流』(東邦出版・発行)で、競馬本作家としてデビュー。パチンコからパチスロ、麻雀、競馬、競艇、競輪、果ては株や先物取引、FXまで手広く(?)手がける根っからのギャンブラー。一時期、競馬から遠ざかったこともあったが、3連単の発売を機に復帰。現在は、最も儲かるという競馬を主戦場に選んでいる。独自の理論「単勝二頭流」の構築後も、さらなる飛躍を目指して切磋琢磨する日々。

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