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名将・岡田彰布の有馬予想はオッズ・人気から導く頭脳的采配!

  • 2014年12月26日(金) 18時01分
岡田彰布氏

▲2005年の優勝の瞬間。チームを頂点へと導いた名将が有馬予想!【写真=BBM】


今回は有馬記念にふさわしく、球界から豪華なゲストを招きグランプリを大予想! 今年の有馬記念を熱く語ってくれるのは、49歳にして現役バリバリの山本昌投手と、選手・監督として優勝を経験した岡田彰布さんというまさに「レジェンド」なふたり。伝説を作ってきた“勝負師”ならではの鋭い予想は必見です!
(取材:編集部)


有馬記念の配当は、ジャパンCの再現か



―グリーンチャンネルの『競馬場の達人』に出演されていたのを拝見しました。歴代の中でも上位の回収率だったそうですね。

あの時ね、よう当たった時やね。野球の監督やってる時から、競馬場にはよく行ってますよ。知り合いの競馬記者に席を用意してもらってね、年末の阪神競馬はいつも行くんです。

―競馬歴で言うと、どのくらいなんですか?

競馬歴? 50年よ〜。出身が大阪なんだけど、親父はすごく仕事が忙しくてね。自営なので土日も仕事だったんだけど、近所の若夫婦がものすごく競馬好きで、阪神競馬とか京都競馬によう連れて行ってもらった。それがきっかけだね。覚えてるのは昭和39年、シンザンが三冠獲った時やね。

―それはかなりのキャリアですね。馬券の成績はいかがですか?

そんなに大きく負けることはないかな。どっちかって言うと、本命党ですよ。今は3連単があるんでね。配当も結構いいんで狙うようになったけど、堅い時は単勝買い。まあ、そんなに配当見ては買わないけど、競馬記者がいろんな情報を持ってくるので、それが一番ツライ。入ってくる情報がだんだんと多くなるので、そういうのってなかなか当たらないわ(苦笑)。

―たくさんの情報を、そこからご自身で整理しないといけないですし。

そうそう。だからね、木曜とか金曜に枠順が決まって、「これだ!」って最初に決めた馬が、結構来たりする。毎日考えてると、何が来るか余計に分からなくなるわ。

―ジャパンCは、馬券は買われましたか?

買ったよ。でも、ハズれた(苦笑)。ハープスターの単勝だけ買ったんだけどね。まあ、これは遊びだったんでね。あんまり買う気はなかったんだけど、みんなで飯食ってる時にそういう話になって、「じゃあハープで」って。勝てると思ったんだけどねぇ。あの接触がなかったら、もうちょっと前に来てたんじゃないかな。

でもこれ、4、3、6番人気で、結構配当ついたよね。5着までがみんなひと桁人気でしょ。それで3連単が91790円もつくんだもの。ものすごくおいしい馬券だったと思うよね。有馬記念も、ジャパンCの再現じゃないけど、人気の馬でも3連単でこれまた結構つくんじゃないかな。

岡田彰布氏

▲「有馬記念も、人気馬の3連単でこれまた結構つくんじゃないかな」


―エピファネイア、ジャスタウェイ、ゴールドシップと、甲乙つけがたいメンバーがそろいましたもんね。

そうやね。ハープが出てきたら買うんだけどなぁ…。まあ、まず一頭挙げるとすると、それはもうエピファネイア。ジャパンCであんな勝ち方をしたら、ちょっと気になるよね。しかもジャパンCより調子いいんでしょ? ということは、勝つってことやん! 今年の有馬は28日で遅いから、正月も近いし、配当バーンと大きいの当てたいけどなぁ。

―そうすると、ちょっと人気薄も狙いますか?

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