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【クラブ・データ分析(4)】必ずしも高額馬が名馬になるわけではない/サンデーサラブレッドクラブ

  • 2015年08月06日(木) 18時01分
一口クラブ徹底攻略

▲クラシック三冠を制し、2年連続凱旋門賞2着のオルフェーヴル


各一口クラブを、様々なデータから徹底的に分析していくこのコラム。クラブの特色や強みはどこなのか、血統・価格・厩舎など、どんな条件が一番オイシイ“買い”ポイントなのか、じっくりと探っていきます。(文:大薮喬介)


名実ともに国内ナンバーワンのクラブ馬主


 クラシック三冠を制し、2年連続凱旋門賞2着のオルフェーヴル、牝馬三冠に留まらず、海外GIのドバイシーマクラシックを制したジェンティルドンナなど、単なるGI馬ではなく、歴史的な名馬を輩出し続けるサンデーサラブレッドクラブ。黒地に赤十字襷の勝負服は競馬ファンにおなじみだが、この勝負服が登場したのは2000年から。

 前身は1988年に設立した「日本ダイナースクラブ」。「社台ダイナースサラブレッドクラブ」で成功した社台グループとダイナースクラブが送り出す第二のクラブとして誕生した。ところが、1992年にレッツゴーターキンが天皇賞・秋を優勝して以降、GI馬が出ず、馬主成績も20位以下に低迷。2000年にダイナースクラブがシティグループに買収されたのを機に再編され、現在のサンデーTCとなった。

 サンデーTCとなってから代表に就いたのが、社台グループ創始者・吉田善哉氏の次男であり、ノーザンファームの代表でもある吉田勝己氏。代表が勝己氏になってからの躍進はすさまじく、2001年に馬主成績4位、収得賞金も10億円を突破。2005年には本家の社台サラブレッドクラブを追い抜いて初の1位を獲得。昨年はキャロットクラブに1位を譲ったが、2010〜2013年は4年連続リーディングである。今年も皐月賞、ダービーを制したドゥラメンテを輩出するなど、名実ともに国内ナンバーワンのクラブ馬主である。

 募集口数は、社台サラブレッドクラブと同じ40口。募集価格はピンキリで、1000万円の馬もいれば2億円を超える馬もいる。2012年に引退したルーラーシップは募集価格1億8000万円、一口の価格は450万円だった。高すぎると思われる方もいるだろうが、同馬は6億3745万円を稼ぎ、回収率は350%強。つまり、出資者は全員プラス収支である。

 ただし、総獲得賞金ランキング ベスト5を見る限り、

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