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【トップ直撃】独自の強いパイプを駆使!募集馬に絶対の自信/「広尾」米山尚輝氏(1)

  • 2015年08月17日(月) 18時01分
ノンフィクション

▲クラブのトップインタビュー、第2回は広尾サラブレッド倶楽部の米山尚輝氏


各世代10頭前後という少頭数ながら、インターネットを駆使した情報発信や、オリジナリティー溢れる企画力を武器に、独自の存在感を放っている広尾サラブレッド倶楽部。JRA通算200勝を達成した今、これからのさらなる飛躍について、米山尚輝代表を中心に、netkeibaでもお馴染みの棟広良隆アドバイザー、堀閏マーケット開発マネジャーにお話を伺いました。

(取材・文:赤見千尋)



今年の募集馬から遺伝子のエクイノム検査を導入


――まずはJRA通算200勝達成、おめでとうございます。

米山 ありがとうございます。区切りの勝利を挙げられて嬉しいですね。会員の皆様、そして関係者の皆様に心から感謝しています。わたしたちは、知っていただく、理解していただく、参加していただく、ということを大切にしていまして、馬券面から参加する競馬ももちろん面白いですが、それだけでは見えない競馬の深さを知ってもらって、理解していただいて、そして参加してもらうことをお手伝いする企業として、これからも競馬ファンと共に歩んでいきたいと考えています。

――広尾サラブレッド倶楽部は2007年に設立され、今年で8年目を迎えました。

米山 もともとはサウスニアという外国産馬中心のクラブだったんですけど、サウスニア時代のスタッフは続いていますが、経営は完全に変わりましたし、方針も馬の質もガラリと変わりました。競馬ファン全体では1000万人のファン人口がいるのに、一口馬主を楽しんでいるファンは5万人しかいないという数字を見て、まだまだ裾野を広げて行ける世界だと認識し、これまで一口馬主をしたことがない方々も巻き込んでいきたいという考えの下、心機一転名前を変えてリスタートしました。

――転換期というのは、難しい部分もあったんじゃないですか?

米山 そうですね。一時は会員数が右肩下がりになった時もありました。会員数が減るのは数年前の施策が影響するので、サウスニアからの転換期やクラブを立ち上げた当初に混乱していた頃の反動があったと思います。馬作りは1年2年では結果が出ないですが、そこから地道にやって来たことが今実を結ぶ時期だと考えています。

 広尾サラブレッド倶楽部は、当初は(広尾レース代表の)中尾公亮が孤軍奮闘し、イメージ刷新を図り、2010年からは私がバトンを受け取り、会員様同士の繋がりや親しみやすいクラブ作りをしてまいりました。そして、2014年頃からグリーンチャンネルなどでも活躍されている棟広さんを招聘し、クラブの魅力を分かりやすく伝える取り組みを始めさせていただき、生産・仕入れ面でも業界でも牧場・厩舎に太いパイプのある竹内啓安氏に参画していただきました。

棟広 私は内から見た競馬と外から見た競馬と言っているのですが、やはり今までは内から見た競馬、つまりは関係者視点での競馬が占めていました。私は厩舎関係者でもなければ牧場関係者でもない。つまりは一般ファンの目線から競馬を見てきました。この融合を図ることができれば面白いですし、この魅力ある競馬を多くの人に伝えたいと思っています。

 私自身、今年から正式にアドバイザーとして広尾サラブレッド倶楽部に参加させていただいておりますが、牧場関係者や厩舎関係者と直接話をさせてもらうことで勉強になっていますし、会員の皆さんや競馬ファンの皆さんにもこの面白い世界を知ってもらいたいと強く感じるようになりました。

ノンフィクション

▲棟広(右)「私は一般ファンの目線から競馬を見てきました。この融合を図ることができれば面白いと」


――募集馬のラインナップを見ると、外国産馬や独自の生産馬、個人馬主からの提供馬など、バラエティーに富んでいますね。

米山 募集馬のラインナップに関しては自信を持っています。大きく3つに分かれていて、

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