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秘めた可能性とリーズナブル感 狙うなら新種牡馬の募集馬!!

  • 2015年08月21日(金) 18時01分
優秀な血統や優秀な競走成績を残した種牡馬の産駒は実績ゆえ、募集価格が高額になることもしばしば。そこで積極的に狙ってみたいのが新種牡馬の産駒だ。血統や競走成績は優秀でも、種牡馬としての実績は未知数。それだけに初年度の産駒は価格が抑えられている傾向があります。初年度産駒の成績次第では、その後手が出せない種牡馬になってしまう可能性も。先物買いをする意味でも、今回は新種牡馬にスポットをあてて、各クラブの注目の新種牡馬の募集馬をご紹介します。

(文:馬サブロー石渡重伸)



キャロットクラブ募集 アドマイヤセラヴィの2014
(父ルーラーシップ・牡・募集価格3000万円・1口7万5000円)


祖々母のFrancaはハリウッドターフカップH、サンルイスレイSのGIを勝ったFrankly Perfectを輩出。母は5戦未勝利も繁殖として阪神大賞典2着やアルゼンチン共和国杯3着のヒカルカザブエ、特別レースを3勝し、アーリントンCで4着したアドマイヤディーノなどを送り出した。父のルーラーシップは名牝エアグルーヴの仔で国内GIにはもう一歩のところで手が届かなかったが、5歳時に香港のクイーンエリザベス2世カップを快勝。血統構成から晩成傾向が強そうな印象はあるものの、息の長い活躍が期待できる。父キングカメハメハ×母父サンデーサイレンスの相性の良さからも、手堅い組み合わせとなりそうだ。

キャロットクラブ募集 ハルーワソングの2014
(父ディープブリランテ・牝・募集価格1600万円・1口4万円)


兄にラジオNIKKEI賞勝ち馬の勝ち馬フレールジャックや中日新聞杯、新潟記念を制したマーティンボロがいる血統。母の産駒にハルーワスウィートがおり、その産駒にはヴィクトリアマイルを連覇したヴィルシーナがいる牝系。フレールジャック、マーティンボロ、ヴィルシーナともにディープインパクトの産駒で、本馬はディープインパクト最初の後継種牡馬ディープブリランテ産駒。ダービー勝利後にキングジョージ6世&QエリザベスSへ遠征し8着に敗れたのを最後に現役を引退、種牡馬に転向した。2歳の早い時期から活躍した父と同様に早期から力を発揮できるタイプ。

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