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【日本馬で韓国重賞制覇】 「人馬とも現地のスタイルに」海外経験で得た強みと展望 /藤井勘一郎騎手インタビュー(後編)

  • 2015年09月04日(金) 17時59分

ターニングポイントとなる韓国での騎乗


 2007年はシンガポールで短期免許を取得。日本に一時帰国したのち、2008年からは再度オーストラリアで騎乗。そして騎手人生のターニングポイントをむかえる。

「2007年のシンガポールでの騎乗が終わった後、日本に帰国する前に、オーストラリア時代の先輩である富沢希騎手を訪ねて韓国に行ったんです。以前から韓国に騎乗しに行ったオーストラリアの騎手から情報だけは聞いていて、興味はあったんです。KRA(韓国馬事会)が、常に外国人騎手を募集しているのも知っていましたし、次第に『次は韓国で騎乗してみたい』と思うようになったんです」

 韓国で短期免許を取得後の2012年には、日本の有馬記念にあたる「グランプリ」を制覇。翌年には、コリアンダービーを制した。はた目には順風満帆な騎手生活に見えるが、そこには意外な苦労があったという。

「韓国はこれまで接してきた欧米のスタイルとは違って、礼儀や上下関係も厳しく、どちらかといえば日本に近い。

僕は日本人ですが、15歳で海を渡ったので、オーストラリアでの経験や感覚がベースで、日本での社会経験はないに等しいんです。だから一からのスタートのようなもので、韓国でも“まずその土地のスタイルになじむ”ということは常に意識しましたね。あとはとにかくガムシャラでした」


 その後、落馬による大ケガもあり、苦しい時期を過ごすも、復帰後の15年にエスメラルディーナと出会うことになる。

「実は2007年に帰国した際

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