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【トレセン最新情報】真打登場!秋デビューを狙う期待の2歳馬紹介(栗東編)

  • 2015年10月06日(火) 18時01分
6月から始まった新馬戦。2歳馬たちが続々とデビューしていますが、例年秋デビュー組には、有力馬と目される馬たちが多数!そこで、「10月の東京開催・京都開催」でのデビューを見据えている2歳馬の中で、調教の動きや関係者の評判などから“これぞ”という注目馬を、現役トラックマンが紹介します!(10/5は美浦トレセンより、10/6は栗東トレセンよりお届けします)


◆10月の京都開催でデビュー予定の厳選6頭!


シンハライト(キャロットファーム、牝、父ディープインパクト、母シンハリーズ、石坂厩舎)
 全兄がアダムスピーク。異父姉にリラヴァティ、異父兄にアダムスブリッジがいる血統背景。シンハリーズ産駒の特徴は胴長&脚長の体形で立ちつなぎ。当馬も兄姉同様の姿形で、陣営も「兄姉以上かもしれない」とかなりのベタ惚れの様子。立ち気味のつなぎの馬は球節に負担が掛かりやすく故障の心配はつきまとうが、ギアチェンジがスムーズで鋭い脚が使えるため大物に育つ下地は十分。

 元々運動量の多い石坂厩舎だが、同馬もしっかりとメニューをこなし坂路の動きは追うごとに良化。9月30日には、上がり重点ながら大きめのストライドでシャープな切れ味を披露した。第4回京都開催の初日に組まれている牝馬限定戦の芝1600mを池添騎手で予定しているが、血統+体形+走法から文句なしの舞台設定。スローペースでの瞬発力勝負ならおそらく他の追随は許さないだろう。まずクラシック戦線に乗れる逸材だ。

パーシーズベスト(シルクレーシング、牝、父ディープインパクト、母パーシステントリー、石坂厩舎)
 牧場や厩舎サイドの評価が高い一頭。1つ上の全兄であるトーセンゲイルはこけてしまったが、母の実績や血統構成からすれば2世代続けて結果が出ないことは考えにくい。薄手のシルエットでも付くべきところに筋肉が付き牝馬らしい品のある体つき。

 石坂厩舎らしい豊富な運動量と追い切りを消化し、フットワークは素軽さを増す一方。9月30日の坂路では今までにないぐらいの反応を示し、ようやく闘争本能が目覚めてきた印象。第4回京都競馬の2日目の芝1800mを松山騎手で予定されているが、血統背景や馬の性質から瞬発力勝負は望むところ。牡馬相手でも初戦から期待が高まる。

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