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月曜は極端な少頭数! 日曜のうちに高額配当を狙うべし!

  • 2015年10月10日(土) 20時00分


 今週末のJRAは3日間開催。WIN5は日曜の10月11日、月曜の10月12日と、2日連続で発売されます。

 なお、明日10月11日のWIN5は総出走頭数が70頭、総組み合わせ数が49万9200通り、明後日10月12日のWIN5は総出走頭数が60頭、総組み合わせ数が22万4640通り(土曜16時現在)。日曜も決して多くはありませんが、月曜は歴代でもかなり少ない部類の総組み合わせ数になりそうです。ちなみに、総組み合わせ数が23万通り未満だった回はこれまでに7回あり、2014年09月14日(123万8270円)を除く6回は40万円未満の低額配当で決着。比較的当てやすいのは事実ですが、月曜にWIN5らしい高額配当が飛び出す可能性は低いと見るべきでしょう。

 当コラムでは5レースともそれなりに出走馬が集まった明日10月11日のWIN5を展望します。4回東京ならびに4回京都の開幕週ということもあって、馬場の状態や各馬のコース適性がポイントになりそうです。

◆毎日王冠はディープインパクト産駒の見極めがカギ

 1レース目は3歳以上1000万下の六社特別(東京9R)。降級初戦となるエイシンエルヴィン、3歳のストーンウェア、レッドライジェル、ロジチャリスあたりが上位人気グループを形成すると思います。

 2レース目は3歳以上1000万下の清滝特別(京都10R)。こちらも3歳のタイセイアプローズ、ブランドベルグ、メラグラーナあたりが注目を集めるでしょう。

 3レース目は3歳以上1600万下のテレビ静岡賞(東京10R)。3歳のアジアンテースト、実績上位のアルボナンザ、アンズチャン、メイショウオセアンあたりが人気を集めそうです。

 4レース目は3歳以上オープンのオパールS(京都11R)。重賞初挑戦の前走で善戦したビッグアーサーに支持が集中しそうなメンバー構成となりました。

 5レース目は3歳以上GIIの毎日王冠(東京11R)。混戦模様ですが、土曜16時の時点ではアンビシャス、ヴァンセンヌ、エイシンヒカリ、ディサイファらが上位人気に推されています。

[伊吹式WIN5ランキング 2015年10月11日版]

1位 東京10R 2.アンズチャン
2位 京都11R 4.ビッグアーサー
3位 東京9R 5.エイシンエルヴィン
4位 京都10R 8.ラディウス
5位 東京11R 3.クラレント
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 東京11R 13.エイシンヒカリ
7位 東京11R 5.ヴァンセンヌ
8位 東京11R 7.アンビシャス
9位 京都10R 7.タイセイアプローズ
10位 東京9R 14.ベストドリーム
【以上すべての馬を買うと16点買い】

11位 京都11R 13.ウイングザムーン
12位 東京11R 6.イスラボニータ
13位 京都10R 1.ブランドベルグ
14位 東京9R 3.ストーンウェア
15位 京都11R 8.バーバラ
【以上すべての馬を買うと135点買い】

16位 京都11R 12.ネロ
17位 東京10R 11.アルボナンザ
18位 東京10R 6.アジアンテースト
19位 東京11R 4.ディサイファ
20位 京都10R 6.メラグラーナ
21位 東京9R 1.ロジチャリス
【以上すべての馬を買うと1152点買い】

22位 東京9R 6.マイネルアウラート
23位 京都11R 9.ヘニーハウンド
24位 京都11R 10.ミッキーラブソング
25位 東京10R 1.レッドファルクス
26位 東京10R 5.メイショウオセアン
【以上すべての馬を買うと3600点買い】

 5レース目の毎日王冠(東京11R)は近走成績とコース適性を重視したい一戦。2008年以降のレース傾向を見ると、同年、かつJRA、かつオープンクラスのレースにおいて3着以内となった経験がない馬は[0-0-1-20]、JRA、かつオープンクラス、かつ左回りのレースにおいて3着以内となった経験がない馬は[0-0-1-19]と、それぞれ連対例すらありません。また、ディープインパクト産駒のうち、同年、かつ東京芝、かつオープンクラスのレースにおいて優勝経験がない馬は[0-0-0-5]と苦戦していました。ディープインパクト産駒ならアンビシャス、ヴァンセンヌ、エイシンヒカリを、その他の種牡馬の産駒なら前走が好内容だったクラレントを重視すべきでしょう。

 絞り込むなら3レース目のテレビ静岡賞(東京10R)。昨年の4〜5回東京ダ1400mは、3歳以上のレースに限ると、前走でダ1400m未満のレースに出走していた馬が[0-9-8-75]と勝ち切れていません。また、今年の4回東京ダート(10月10日終了時点)は、3歳以上のレースに限ると、前走の4コーナーを4番手以内で通過した馬が[0-1-1-9]と人気を裏切りがちでした。これなら三浦皇成騎手とアンズチャンのコンビを素直に信頼して良さそう。このメンバー構成なら実績上位ですし、レース間隔を空けた方がいいタイプです。

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競馬評論家。JRAの公式ホームページ内「今週の注目レース」にて“データ分析”のコーナーを、TCK(東京シティ競馬)の公式ホームページ内「分析レポート」にて重賞競走のデータ分析を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラム、『週刊アサヒ芸能』、『競馬王』などさまざまなメディアを舞台に活動している。主な著作に『WIN5攻略全書 回収率150%超!“ミスターWIN5”のマインドセット』、『コース別 本当に儲かる騎手大全』シリーズ、『コース別 本当に儲かる血統大全』シリーズ、『ウルトラ回収率』シリーズ(いずれもガイドワークス)など。

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