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マイル巧者ソルテが不動の中心馬/マイルグランプリ

  • 2015年11月03日(火) 18時00分


◆中間の調教内容の良さも目立ち、主戦の吉原で負ける要素は見当たらない

 大井1600mは先行馬有利と言われており、過去10年間における1番人気馬の成績は[3・2・1・4]と信頼がおける。

 1600m戦は9勝しているマイル巧者ソルテが不動の中心馬で、興味は2・3着争いに絞られ、好調なトーセンアドミラルと逃げるリアライズリンクスを相手と見たが、展開次第ではフォーティファイド・グランディオーソ・ムサシキングオーも軽視はできない。

 ◎ソルテはマイル重賞を3連勝と本格化し、中間の調教内容の良さも目立ち、主戦の吉原で負ける要素は見当たらない。

 ○トーセンアドミラルは一息入れたものの仕上がり状態は良好で、マイペースの先行がキープできれば勝機も生まれる。

 ▲リアライズリンクスはじっくり乗り込まれて調子は上向きで、すんなり先手を取れれば1600mでも好勝負に持ち込めるはず。

 ×フォーティファイドは長距離を使い続けてきたが、過去に1600m戦での実績もあり、路線を転じて再起をはかる。

 注グランディオーソは一息入れて調子を取り戻し、鋭い決め手は侮れない。

 △ムサシキングオーは前走を快勝した勢いに乗って、一線級の胸を借りる。

◎06ソルテ
○12トーセンアドミラル
▲10リアライズリンクス
×14フォーティファイド
注05グランディオーソ
△08ムサシキングオー

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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