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キシュトーークU25 『若手No.1! 松若風馬ジョッキー』第1回

  • 2015年11月04日(水) 18時00分
今月も“黄金世代”の松若ジョッキーの登場です


先月に引き続き黄金世代と言われている2014年デビュー組の登場。昨年5月にもキシュトーークに出ていただいた松若風馬ジョッキーです! 前回出演後も大活躍で、JRA新人賞を受賞し、今夏には小倉記念で重賞初制覇。勢いが止まらない若武者の素顔に迫ります!
(取材・文/大薮喬介)


この前は同期と合同誕生日会をしました!

――1年半ぶりの登場ですね。覚えていらっしゃいますか?

松若 もちろんです! あの時は松山先輩と(国分)優作先輩と一緒に出せていただいたんですよね。

――あれから先輩2人とは交流ありますか?

松若 優しい先輩方で、仲良くさせていただいています(笑)。

――あの時はまだデビューしてから1か月くらいしか経っていませんでしたが、その後の活躍は素晴らしいですね。今年の夏には重賞も勝ちました。あっ、遅くなりましたが、重賞初制覇、おめでとうございます!

松若 ありがとうございます!

――その小倉記念を振り返っていただけますか?

松若 あのレースは、本当は好位で進めたかったんです。だけど、周りの馬が速くて、結果的に中団よりもやや後方になってしまいました。

――スタート直後は前に行こうとしていましたよね。

松若 ええ、行こうとはしたんですが、行けなくて…。若干のあせりはありましたが、すぐにそのポジションで競馬をすることに気持ちを切り替えました。道中も、ずっと外々を回っていましたし、3〜4コーナーも内の馬に先に行かれて、外を回すかたちになりましたから、本当に馬の力で勝たせていただいたレースでした。

――直線の手応えはいかがでした?

松若 勝負どころで押してはいたんですが、手応えがなかったわけではなかったので、「行けるかも」とは思いましたね。それで直線に向いたら、グッときたので「よし!」と(笑)。

――ゴールした瞬間はうれしかったですか?

松若 う〜ん、なんていうんですかね…。正直、ゴールした瞬間は重賞を勝ったという気持ちがわかなかったんですよ。実感がわいたのは検量室前に帰ってきた時ですね。アズマシャトルの加用先生や、師匠の音無先生に「おめでとう!」と言われた時にうれしさが込み上げてきました(笑)。

――加用調教師からは、レース前に指示はあったんですか?

松若 細かい指示はなかったです。ただ、本当は内枠がほしかったんですが、外枠になってしまったので、外枠を生かしたスムーズな競馬をしてくれというオーダーはありました。

――ポジションは後ろになりましたが、スムーズな競馬はできたんじゃないですか?

松若 う〜ん、ロスがあったので、理想通りではなかったですね(苦笑)。

――その日の夜はどのように過ごされたんですか?

松若 同期の(義)英真と一緒にご飯を食べました(笑)。

――義ジョッキーにもキシュトーークに出ていただいたことがあるんですよ。

松若 知ってますよ。僕、キシュトーークを読んでいますから。(井上)敏樹の回も、石川の回も全部読みました(笑)。僕たちの期は本当に仲がいいんですよ。この前もみんなで集まりましたから。

――へぇ、それはどんな会だったんですか!?

松若 僕と石川は9月が誕生日で、英真が10月13日なので、英真の誕生日に集まって、みんなで合同誕生日会をしようと(笑)。

――本当に仲がいいですね(笑)。でも、関東と関西に分かれていますけど、どこで集まるんですか?

松若 今回は関西に来てくれました。次は僕たちが関東に行く感じで、交互に行き来しています。

――同期会、面白そうですね。今度はみんなで集まって、インタビューさせてください(笑)。

松若 それはすごくいいですね! 絶対面白いですから、ぜひ企画してください!

キシュトーーク

(同期会のインタビューは)絶対面白いですから、ぜひ企画してください!


【次回のキシュトーークU25は!?】
今年の宝塚記念ではGI初騎乗を果たすなど、重賞に数多く騎乗するようになった松若ジョッキー。重賞に騎乗する時の心情、そしてこの秋の野望(!?)を語っていただきました!

元祖「キシュトーーク」のレギュラー陣、国分恭介、国分優作、松山弘平、川須栄彦、高倉稜を中心に、栗東・美浦・地方からも幅広く、これからの競馬界を担うU25の若手ジョッキーたちが登場します!

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