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距離延長に不安はなく乗り慣れた真島でS1制覇狙う/ロジータ記念

  • 2015年11月17日(火) 18時00分


◆調教の動きも申し分ないララベル

 2011年からは地方交流レースとなり、優勝馬にはクイーン賞・東京シンデレラマイルへの優先出走権が与えられる。

 1番人気馬の過去10年間における成績は[2・5・0・3]と頼りになり、今年は桜花賞馬ララベルが中心で、相手にはフジノドラマ・ジュエルクイーン・ミスアバンセを有力視するが、展開次第ではティーズアライズ・スターローズも侮れない。

 ◎ララベルは2000m戦を4着→1着と距離延長に不安はなく、調教の動きも申し分なく、乗り慣れた真島でS1制覇を狙う。

 ○フジノドラマは3連勝の勢いに乗って重賞に挑戦。追い切りの動きの良さに加え、好調騎手・笹川の手綱に大きな夢を託す。

 ▲ジュエルクイーンは一息入ったが、豊富な調教量で仕上がりは万全。吉原が最内枠を生かして「早めのレース」を心掛ければ勝機は生まれる。

 ×ミスアバンセは川崎コース4連勝で戸塚記念を制覇。馬当たりの良い矢野が、引き続き手綱を取って重賞連覇に賭ける。

 注ティーズアライズは休み明けの前走を叩かれて、好勝負が期待できそう。

 △スターローズは久々でも仕上がっており、鋭い決め手は軽視できない。

◎14ララベル
○02フジノドラマ
▲01ジュエルクイーン
×08ミスアバンセ
注06ティーズアライズ
△10スターローズ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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