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　明日1月24日のWIN5は総出走頭数が69頭、総組み合わせ数が48万3840通り（土曜16時現在）。決して多くはありませんが、各レースの出走頭数に大きな差があるわけでもなく、絞るべきレースを選びづらいような印象を受けるかもしれません。

　各レースのメンバー構成を見ても、ハンデキャップ競走がひとつもないわりには、難解なイメージのレースが多いように思います。1回中山や1回京都が開催最終日ということで、中〜上級者の皆さんは馬場の傾向がそれなりに把握できているはず。むやみに手を広げてしまわないよう、ある程度は枠番や脚質を決め打って絞り込みましょう。

◆明日の2重賞はいずれも実績馬が強いレース！

　1レース目は4歳以上1000万下の東雲賞(中山10R)。長期休養明けの馬、前走で大敗を喫してしまった馬、今回が昇級初戦という馬も多く、支持は割れるかもしれません。

　2レース目は4歳以上1600万下の山科S(京都10R)。ダートに限れば3戦3連対のエイシンバッケンや、実績上位の各馬が人気を集めそうです。

　3レース目は4歳以上GIIの東海S(中京11R)。土曜16時の時点ではロワジャルダンの支持がやや抜けており、アスカノロマン、インカンテーション、モンドクラッセらが続いていました。

　4レース目は4歳以上GIIのAJCC(中山11R)。実績上位のサトノラーゼン、ディサイファ、マイネルフロストらが上位人気グループを形成すると思います。

　5レース目は4歳以上1600万下の石清水S(京都11R)。ブラックムーンをはじめとする4歳勢、ラングレーなどの実績上位馬が注目を集めるでしょう。

[伊吹式WIN5ランキング 2016年01月24日版]

1位 京都10R 3.エイシンバッケン
2位 中京11R 7.インカンテーション
3位 中山11R 3.ディサイファ
4位 中山10R 11.テスタメント
5位 京都11R 8.ブラックムーン
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 京都11R 1.タイセイアプローズ
7位 京都11R 13.カバーストーリー
8位 中山10R 3.トレクァルティスタ
9位 中山10R 6.マイネルサージュ
10位 中山11R 1.マイネルフロスト
【以上すべての馬を買うと18点買い】

11位 中京11R 5.ロワジャルダン
12位 京都10R 6.ベストルーラー
13位 京都11R 4.ムーンエクスプレス
14位 中山10R 8.フォワードカフェ
【以上すべての馬を買うと128点買い】

15位 中山11R 6.サトノラーゼン
16位 中京11R 6.アスカノロマン
17位 京都10R 7.ドリームドルチェ
18位 京都11R 2.ラングレー
19位 京都11R 6.ドラゴンストリート
20位 中山10R 13.ツクバアズマオー
21位 中山10R 7.レインオーバー
22位 中山11R 14.スズカデヴィアス
【以上すべての馬を買うと1296点買い】

23位 中山11R 8.ステラウインド
24位 中京11R 8.ローマンレジェンド
25位 中京11R 10.モンドクラッセ
26位 京都10R 4.ペイシャモンシェリ
27位 京都10R 10.メイショウツレヅレ
【以上すべての馬を買うと4500点買い】

　3レース目の東海S(中京11R)は実績がポイント。「JRA、かつダ1800m以下の重賞において連対経験がなかった馬」は2013年以降[0-0-1-23]と苦戦していました。フェブラリーSの前哨戦らしく、ダ1800m以下のレースが合いそうな実績上位馬を重視したいところです。また「前走がJRAのGIではなかった馬」のうち「前走の着順が5着以下だった馬」は2013年以降[0-0-0-17]と好走例なし。さらに「前走の4コーナー通過順が4番手以下だった馬」も2013年以降[0-2-1-26]と勝ち切れていません。注目は内田博幸騎手とインカンテーションのコンビ。臨戦過程にこれといった不安はありませんし、休養明けを苦にするタイプでもないと思います。

　4レース目のAJCC(中山11R)も基本的には実績馬が優勢。「前年か同年、かつJRA、かつ1800〜2500mの重賞において連対経験がなかった馬」は2010年以降[0-2-1-43]と安定感を欠いていました。なお「前走の馬体重が470kg未満だった馬」は2010年以降[0-0-1-19]と連対例なし。馬格のない馬は評価を下げた方が良さそうです。楽しみな馬は何頭かいますが、やはりディサイファ、マイネルフロストあたりを重視するべきでしょう。