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【藤岡佑介騎手コラム(7)】待望の復帰決定!“馬が好き”の原点に立ち返って

  • 2016年02月01日(月) 18時01分

忘れていた感覚が徐々に


 ついに、このご報告ができる時が来ました。2月13日の京都競馬で、ジョッキーとして、レースに復帰できることが決まりました!!!

 1月20日の診察で、担当の先生から待ちに待ったGOサインが出て、翌日には栗東の乗馬苑で、約5か月ぶりに馬の背中に跨りました。久しぶりに乗った瞬間は、嬉しさや感動よりも、「馬ってこんなに大きかったっけ?」と、初めて馬に乗ったような気持ちになりました(笑)。

 翌週には、トレセンでの調教にも騎乗して、リハビリで乗っていた木馬や、乗馬苑の馬とは違う、現役競走馬の大きなアクションに、思わず「おぉー!」と声が出てしまいました(笑)。それでも、馬上での時間が経つにつれ、忘れていた感覚が徐々に蘇ってきて、またジョッキーとして馬に乗れる事、そしてここまで体が回復した事に対する喜びが込み上げてきました。

 それでも、まだ喜んでばかりはいられません。僕はジョッキーとして、またスタートラインに立てたというだけです。

 ケガをしてから約半年間、競馬から離れていたので、レースに向けて不安がないと言えばウソになります。ケガをする前と同じような感覚で乗れるのか? そもそも復帰したからといって、また乗せてもらえるのか? 全てはこれからの自分次第です。

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