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【ユーザー質問】祐言実行Q&A〜ファン対応編『自分のサイン姿を見て反省…』

  • 2016年02月02日(火) 18時01分

笑福亭鶴瓶さんにインスパイアされ


Q.僕はよく競馬場に行きますが、パドックでいつも福永さんに睨まれているような気がしています。集中していらっしゃるんだと思いますが、競馬場によくいる人間の顔は、覚えていたりするのですか?

A.周回中にチラッと見ることはあるけど、いつも来てる人やなぁとか、覚えてる人はほとんどいない。それと、決して睨んでいるわけではないんだけど、自分の顔はどうしても、普通にしているだけでブスッとしているように見えてしまうらしく…。入院中にネットサーフィンをしていたとき、自分がウィナーズサークルでサインをしている動画をYouTubeで見つけて観たのだが、えらいブスッとした顔でサインをしていて、ちょっと反省したところだ。

「検量室でいつも不機嫌な顔をしてるな」とか、実際、いろんな人に同じようなことを言われたことがある。競馬中に機嫌が悪いことなんてほとんどないんだけど、どうしてもそう見られてしまう。

 サインひとつをとっても、決して嫌々しているわけではないのに、映像のなかの自分は、「そんな顔でサインをするくらいなら、最初からしなければいいのに」と思われても仕方がない顔をしていた。相手にも気を遣わせるだろうし、本当によくない。とはいえ、検量室でもサインをしているときも、自分では至って普通にしているつもりだから、これからは意識して変えていかなければいけないなと、最近は本当に思っている。

 そのあたり、実は笑福亭鶴瓶さんにインスパイアされたところもある。鶴瓶さんといえば、ファンへのサービス精神が旺盛な方として有名だが、いわく

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祐言実行とは
2013年にJRA賞最多勝利騎手に輝き、日本競馬界を牽引する福永祐一。まだまだ戦の途中ではあるが、有言実行を体現してきた彼には語り継ぐべきことがある。ジョッキー目線のレース回顧『ユーイチの眼』や『今月の喜怒哀楽』『ユーザー質問』など、盛りだくさんの内容をお届け。

1976年12月9日、滋賀県生まれ。1996年に北橋修二厩舎からデビュー。初日に2連勝を飾り、JRA賞最多勝利新人騎手に輝く。1999年、プリモディーネの桜花賞でGI初勝利。2005年、シーザリオで日米オークス優勝。2013年、JRA賞最多勝利騎手、最多賞金獲得騎手、初代MVJを獲得。2014年のドバイDFをジャスタウェイで優勝。

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