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　明日2月21日のWIN5は総出走頭数が69頭、総組み合わせ数が46万5920通り（土曜16時現在）。全体的にやや少なめではあるものの、10頭立てから16頭立てまで、各レースの出走頭数はバラエティに富んでいます。

　WIN5対象レースに限った話ではありませんが、基本的に出走頭数が多ければ多いほど波乱の起きる可能性は上がるもの。改めて先週までのWIN5対象レース（計1310レース）を出走頭数別に集計してみたところ、単勝オッズ4倍未満の馬が優勝を果たしたレースの割合は、「9頭立て以下と10頭立て以上」「14頭立て以下と15頭立て以上」の間にそれぞれ大きな開きがありました。ちなみに、9頭立て以下のレースは48.5%、10〜14頭立てのレースは39.7%、15頭立て以上のレースは28.0%です。無論、それぞれのレースごとに大きく事情は異なりますけど、絞るレースの選択に迷った際などは、この数字をひとつの目安にしてみてください。

◆小倉大賞典は内枠の有力馬を素直に重視したい

　1レース目は4歳以上1000万下の乙訓特別(京都10R)。前走好走馬が少ないメンバー構成で、支持は割れるでしょう。

　2レース目は4歳以上1600万下、ハンデキャップ競走のアメジストS(東京10R)。アングライフェンをはじめとする4歳勢や実績上位の各馬に注目が集まるのではないかと思います。

　3レース目は4歳以上GIII、ハンデキャップ競走の小倉大賞典(小倉11R)。土曜16時の時点ではアルバートドック、マイネルフロストが人気の中心です。

　4レース目は4歳以上1600万下の斑鳩S(京都11R)。少頭数ながら臨戦過程が多岐に渡っており、こちらもそれなりに支持が割れるかもしれません。

　5レース目は4歳以上GIのフェブラリーS(東京11R)。こちらは土曜16時の時点だとノンコノユメが人気を集めており、2番手にモーニン、3番手にベストウォーリアなどが続いていました。

[伊吹式WIN5ランキング 2016年02月21日版]

1位 京都11R 7.ダイシンサンダー
2位 小倉11R 2.アルバートドック
3位 東京10R 2.アングライフェン
4位 京都10R 11.トウカイセンス
5位 東京11R 3.コパノリッキー
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 東京11R 6.ロワジャルダン
7位 東京11R 4.アスカノロマン
8位 京都10R 10.フェアラフィネ
9位 東京10R 5.マルターズアポジー
【以上すべての馬を買うと12点買い】

10位 小倉11R 4.マイネルフロスト
11位 京都11R 3.ドラゴンストリート
12位 東京11R 7.ノンコノユメ
13位 京都10R 12.オオタニジムチョウ
14位 京都10R 9.ウィットウォーター
【以上すべての馬を買うと128点買い】

15位 東京10R 6.シャドウダンサー
16位 小倉11R 1.ダコール
17位 京都11R 9.メラグラーナ
18位 京都11R 1.トーキングドラム
19位 東京11R 14.モーニン
20位 京都10R 6.タケデンタイガー
21位 京都10R 5.ブラッククローバー
【以上すべての馬を買うと1080点買い】

22位 東京10R 1.タイセイアプローズ
23位 東京10R 3.ブラックバゴ
24位 小倉11R 3.メイショウヤタロウ
25位 小倉11R 5.レッドアリオン
26位 京都11R 2.エイシンスパルタン
【以上すべての馬を買うと3750点買い】

　3レース目の小倉大賞典(小倉11R)は内寄りの枠に入った馬を重視したい一戦。馬番が8〜16番だった馬は2012年以降[0-0-2-33]と連対例すらありません。この枠順やメンバー構成なら、4歳のアルバートドックや実績上位のマイネルフロストを素直に信頼すべきでしょう。

　5レース目のフェブラリーS(東京11R)は距離適性がポイント。前年か同年、かつJRA、かつダ1800m以上の重賞かオープン特別において優勝経験のない馬は2009年以降[0-5-4-76]と勝ち切れていませんでした。また、前走が1800m未満のレースだった馬も2009年以降[1-1-0-57]と人気を裏切りがち。さらに、前走の馬体重が500kg未満だった馬も2009年以降[0-3-1-39]と苦戦しています。馬格がないノンコノユメ、根岸Sを経由してきたモーニンあたりは過信禁物と考えた方が良さそう。前出の条件をすべてクリアしているアスカノロマン、コパノリッキー、ロワジャルダンが有力候補です。