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馬券的な興味は2・3着争い/フジノウェーブ記念

  • 2016年02月23日(火) 18時00分


◆過去10年間でみると波乱含みの重賞

 過去10年間における1・2番人気馬の成績は「2・3・3・12」と波乱含みの重賞であるが、今年は6連勝中のソルテを不動の中心馬と見たい。

 馬券的な興味は2・3着争いと思われ、好調なコウギョウダグラスを筆頭にリアライズリンクス・サトノタイガー・セイントメモリー・サトノデートナなど混戦模様。

 ◎ソルテは若駒の頃に期待を裏切るレースも多かったが、近走は吉原の手綱で5連勝。稽古内容も良く、1400mでも期待は裏切らないはず。

 ○コウギョウダグラスは遠征した韓国、盛岡を除けば地元の大井だけを使われており、距離が1400mに延びれば鋭い決め手が生きる。

 ▲リアライズリンクスは6勝を挙げているように1400mが上手で、自在のレースが出来る器用さを高く評価したい。

 ×サトノタイガーは強敵相手のJRA重賞で結果を出せなかったものの、追い切りの動きは申し分なく、好枠を引いて軽視はできない。

 注セイントメモリーは一息入れたが仕上がりは万全。得意な大井コースで先手を打てれば好勝負に持ち込めよう。

 △サトノデートナは前走を勝った時と同様に決め手の鋭さを再現できれば怖い。

◎06ソルテ
○07コウギョウダグラス
▲05リアライズリンクス
×08サトノタイガー
注04セイントメモリー
△16サトノデートナ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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